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名護市でキャベツ400個盗難 収穫直前、20万円超の被害…「許せない」と農家代表

沖縄タイムス+プラス / 2025年1月21日 8時0分

400個のキャベツが盗まれた畑。商品になる部分だけが器用に切り取られた=20日、名護市伊差川仲嵩

 【名護】名護市伊差川仲嵩(なかんだけ)の畑でこのほど、収穫直前のキャベツ約400個が盗まれた。肥料が高騰する中、手間をかけて育てた商品だったといい、畑を運営するSKYファーム(名護市宮里)の内間和彦代表(55)は「初めてのキャベツ栽培で立派な物ができたとみんなで喜んでいた。許せない」と憤った。

 被害額は20万円以上に及ぶという。名護署は通報を受けて現場で鑑識作業を実施。周囲のパトロールを強化している。内間代表は今後、被害届を出す予定。

 内間代表によると、15日に肥料をまき、17日朝に収穫に訪れて被害が発覚した。キャベツの収穫に使う専用の刃物を使ったとみられ、付け根の葉を残し、商品になる玉の部分だけが器用に切り取られていた。昨年10月に植えたキャベツで、液体肥料で生育を助ける「葉面散布」をするなどし、大きく育っていたという。

 農地は市街地からも遠く奥まっているため、土地勘がないとたどり着くのが難しい。内間代表は「地理的に詳しい人か、用意周到にいろいろな所を下見して犯行に及んだのではないか。収穫の跡を見ても素人ではない」と話した。(北部報道部・松田駿太)

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