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沖縄勢が2校出場するセンバツ 春は勝ち負けどっちが多い? データを調べてみると…【タイムス+プラスから1月18日~24日】

沖縄タイムス+プラス / 2025年1月25日 11時0分

 

 今週のデジ編チョイスはうれしいニュースから。春の選抜高校野球大会(3月18日開幕、甲子園球場)に沖縄尚学とエナジックスポーツの2校が出場することが決まりました。沖縄から2校が出るのは2010年の嘉手納と興南、2014年の沖尚と美里工業以来、11年ぶり3度目です。エナジックの神谷嘉宗監督は14年の美里工を指揮しており、沖尚の比嘉公也監督と再び一緒にセンバツに挑むことになりました。

 98年ぶりに大阪勢の出場校がないそうで、そんなに出続けていたことにも驚きましたが、やっぱり沖縄の高校が出るのと出ないのとでは県民の盛り上がりも違います。

春の沖尚 勝率は7割6分2厘

 沖縄勢がセンバツに出場したのは1960年の那覇が最初です。これまでに20校が延べ36回出場しています。

 通算成績を見てみると、31勝33敗。惜しい! わずかに負け越しています。優勝3回(沖尚2、興南1)、4強は1回(宜野座)と8強は3回(豊見城1、沖尚2)あります。ちなみに夏の選手権大会は73勝55敗と大きく勝ち越しています。やや分の悪い春ですが、そんな中で沖尚はトップの出場7回(今年で8回)で、2度の優勝、ベスト8が2回あり、16勝5敗。勝率は7割6分2厘とずば抜けています。

 一方、初出場のエナジック。ノーサイン野球は昨秋の九州大会でも話題になりました。ノーサインと言っても、好き勝手にプレーしているわけでなく、普段の実戦練習から選手同士でコミュニケーションを取って状況判断を磨いています。

センバツ決定の沖縄尚学 卒業生に東浜巨、リチャードら
創部3年でセンバツ決定のエナジック 予測不能な「ノーサイン野球」

 組み合わせ抽選会は3月7日。春の沖尚に新顔のエナジック、対照的なチームが躍動するのが楽しみです。ちばりよー。

ジャングリアを深掘り

 こちらは今夏に沖縄本島北部で開業する「ジャングリア」の連載です。「GRAVITY DROP(グラビティドロップ)」「BUNGEE GLIDER(バンジーグライダー)」など、アトラクション名とみられる商標登録が出願されているとのこと。開業準備が急ピッチで進んでいることがうかがえます。

 今帰仁村と名護市にまたがるゴルフ場跡地に建設中のテーマパークは、沖縄に何をもたらすのでしょうか。本部町の美ら海水族館と合わせて「北部の2大看板」と期待される一方、交通渋滞など地域への影響を懸念する声もあります。政経部の大川藍記者ら取材班が連載「挑む ジャングリア開業」で課題や展望を掘り下げます。

南海トラフ地震をおさらい

 13日に宮崎県で震度5弱を観測した日向灘の地震では、南海トラフ地震臨時情報が出て警戒した人も多いのではないでしょうか。南海トラフとの関連を調査した評価検討会は「発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられない」と判断しましたが、地震は予兆なく突然起きることが多くあります。

 そもそも南海トラフ地震が起こると、沖縄にはどんな影響があると予想されているのでしょうか。デジタル編集部の川野百合子記者が改めてまとめました。記事の中にあるように「沖縄は地震が少ないは誤解」です。

 阪神・淡路大震災を経験した、災害コミュニティーソーシャルワーカーで社会福祉士の稲垣暁さんの寄稿と併せてお読みください。平時から備えたいですね。

阪神大 震災30年 教訓を生かすには(上)
阪神大 震災30年 教訓を生かすには(下)

お世話になった「いちぎん食堂」閉店

 県民や観光客になじみの深い「いちぎん食堂」(那覇市久茂地)の閉店という残念なニュースもありました。深刻な人手不足と物価の高騰で、予定より閉店を早めたそうです。かつては24時間営業していて、夜中でも豊富なメニューが食べられるので利用させてもらいました。今までお疲れさまでした。

 気象予報士・崎濱綾子さんのコラムによると、週末から週明けにかけて雨が強まる所があるようです。来週半ばはぐっと冷え込む見込みで、体調管理に気をつけてくださいね。今週はデジタル編集部の大門雅子が担当しました。

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