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沖縄水産高校、水中ドローンで全国大会V2 気心知れた3人「チームワーク発揮」

沖縄タイムス+プラス / 2025年1月26日 16時24分

全国大会の場を楽しむ(左から)御厨渚さん、仲里義道さん、黒島英留さん=2024年12月、神奈川県横須賀市(同校提供)

 全国水産・海洋高校マリンロボットコンテストが12月、神奈川県横須賀市の海洋研究開発機構で開かれ、水中ドローンを開発した沖縄水産高校エンジンクラブの2年生3人が2年連続の総合優勝を果たし、文部科学大臣奨励賞を受賞した。3人とも糸満市立兼城中出身で、気心知れた仲。「チームワークも発揮できた」と連覇を喜んだ。(社会部・新垣亮)

 同コンテストは機械設計工作や電気理論などの知識・技術を生かし、海洋工学を学ぶ全国の生徒が発表や競技で競う。チームで製作したマリンロボットの「機体プレゼンテーション」と、プールでの「実技コンテスト」で評価される。今回、全国から9校が出場した。

 連覇を果たした沖水エンジンクラブのメンバーは総合学科2年の黒島英留(える)さん、御厨(みくりや)渚さん、海洋技術科2年の仲里義道さん。3人は日頃から海中でのごみ拾いや水質調査、船底の調査などを行うためのロボット開発を進めている。部長の黒島さんと仲里さんは前年大会のメンバーだ。

 今回3人はプレゼンで3位、実技で1位となり、全国の頂点に。前年大会から大幅なルール変更があったが、本番前のシミュレーションなどが奏功した。

 黒島さんは「これまで指導してくれた顧問の先生のおかげで多くを学び、大会に生かすことができた。来年はプレゼンも1位で完全優勝を成し遂げたい」と意気込んだ。

 御厨さんは「ものづくりをあまりしてこなかったが、新しい体験ができている」と充実した表情。操縦を担当した仲里さんは「大会では失敗もあったが今後に生かしていきたい」と意欲を新たにした。

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