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雪玉がぶり「炭酸水の味がする!」 岩手から石垣市に届いた160個、子どもたち大興奮

沖縄タイムス+プラス / 2025年1月26日 17時25分

雪玉を受け取り喜ぶ子ども=17日、石垣市大浜の大浜小学校校庭

 【石垣】「岩手・沖縄かけはし交流協会」は17日、石垣市大浜のおおはまこども園の園児と大浜小学校の児童らに、岩手の雪で作った雪玉160個をプレゼントした。岩手在住の同協会のメンバーが前日に岩手でクーラーボックスに詰め、約2500キロ離れた石垣に届けた。子どもたちは初めて見る雪に大興奮。手袋を着けて受け取る子もいた。

 同園の川上舜喜ちゃん(5)は「冷たくてふわふわしている」と喜び、思わず一口かぶりつくと「炭酸水の味がする」とにっこり。山田蓮翔さん(4)は受け取った雪玉が溶けかかったため迎えに来た母親に「家の冷蔵庫に入れて復活させよう」と話した。同小3年の仲嶺凛音さん(9)は「雪って白いと思っていたけど、氷みたいに透明なんだ」と驚いた。

 1993年に岩手県が大冷害に見舞われた際、石垣の農家が岩手の種もみを増殖させて送り返し、翌春に豊作をもたらした。これをきっかけに岩手と石垣の間で幅広い民間交流が続いている。

 同協会の取り組みで岩手から雪が送られるのは4回目。同協会理事の十文字忠雄さん(72)は「今の岩手のブランド米があるのは石垣の方のおかげ。石垣の子どもたちに何か少しでも喜んでもらえたらうれしい」と話した。(八重山支局・矢野悠希)

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