@米国 日本語教え30年 日々充実 石垣出身の崎山喜久江さん 子どもの輝く目 仕事の活力 [ワールド通信員ネット]
沖縄タイムス+プラス / 2025年1月27日 4時0分
【ルイス高江洲佳代子通信員】創立50周年を迎えた米国メイブルトン市のジョージア日本語学校(山崎智明校長)で、1991年から30年余にわたり幼稚部を担当しているのが、石垣市出身の崎山喜久江さんだ。崎山さんは「子どもたちの輝く目を見ていると、教材作成にも熱が入る」と充実した日々を送っている。
同校では、幼稚園児から高校2年生まで約450人が土曜日に日本語の勉強に励む。日系企業の駐在員や日本人家庭の保護者が米国に滞在する間、現地校で英語教育を受け、土曜日には日本語学校で国語と算数・数学の2教科を学ぶ。
崎山さんの「もも組」の子どもたちのうち、8月に日本からジョージア州に来た子のアメリカの初印象は「空気がきれい」。また、米国生まれの子は「日本のおばあちゃんに電話すると、日本語上手だねと褒められるのでうれしい」と日本語学校を楽しみにしている。崎山さんは「廊下で会う保護者の温かい視線には癒やされる」と感謝する。
娘のシンシアさんは幼稚園から高校まで日本語学校に在籍。後に琉球大学で1年間の県費留学も体験し、現在はロサンゼルスで会計士として活躍している。
学校は74年に創設され、日米の懸け橋となる多くのバイリンガル人材を輩出している。12月14日にメイブルトン市の中学校校舎であった50周年記念式典には、ジョージア州の日系組織関係者と地元の市長や教育・行政の代表約30人が出席した。半世紀の歩みが写真や資料で紹介されたほか、「花水木の道」の校歌を作詞作曲した小椋佳氏の祝いのメッセージも会場に響いた。
(写図説明)ジョージア日本語学校幼稚部の子どもたちと記念撮影に納まる崎山喜久江さん(後列右)とルイス高江洲佳代子通信員(同左)=米国メイブルトン市
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