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「麺もソーキも沖縄と同じ味」 フィリピンの県人会員、沖縄そばを堪能 東京出身者がレストランを開いた理由は

沖縄タイムス+プラス / 2025年1月27日 6時58分

[ワールド通信員ネット]@フィリピン

 【屋良朝彦通信員】フィリピン沖縄県人会連合(PUOA)の役員が23日、フィリピン・マカティ市にある「川崎レストラン」を訪れた。オーナーの川崎圭太郎さん(60)は東京都出身で、ダイビングをこよなく愛する。宮古島や慶良間諸島でも潜った経験がある川崎さんがマカティ市で居酒屋を開業した時、ゴーヤーやモズクを使った沖縄料理や泡盛をメニューに加えたのは「自然の流れだった」という。

 店の代表的メニューのソーキそば(日本円で約1200円)は北谷町から空輸で取り寄せたゆで麺を使っている。日本料理だけでなく沖縄料理が存分に味わえる店には、市内やその周辺地域から在留邦人が訪れ、常時予約客でにぎわう。

 マカティ市内で米屋を営み、息子を京都の大学へ留学、卒業させたナンシー多田ゴンザレスさん(2世、県人会連合の経理担当理事)は「沖縄に一時滞在中は、いつも安里駅近くで沖縄そばを食べていた。確かに沖縄で食べたのと麺やソーキが同じで、本当においしい。家も近いので今度は孫を連れて伺いたい」とご満悦の様子だった。

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