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沖縄の石垣焼、パリの美術展でダブル受賞 「観る者を魅了する」陶器の色とは? 窯元の金子さん夫妻が喜び

沖縄タイムス+プラス / 2025年1月27日 7時16分

[ワールド通信員ネット]@フランス

 【久高泰子通信員】フランス国立美術協会が12月にパリ6区のソルボンヌ大学院キャンパス内のコルドリエ修道院食堂で開いた「サロン・デ・ボーザール」展で、石垣市にある石垣焼窯元当主金子晴彦さんとその妻の聖(まさ)代(よ)さんが出品した「カネコプロジェクト」の陶器作品が特別賞「独創的で新しい視点を持った作品賞」と「招待審査員賞」を受賞した。カネコプロジェクトの芸術性が高く評価された。

 「BLACK BOX2 ~永遠の選択b~」と名付けられた作品は、青と緑の陶板と鏡を使用。箱の上から陶版に光を当てると、海面がゆらぐように陶版の色が変化し不思議な世界に誘う。審査員から「沖縄の青い海を想起させる色彩と長年の探求から生まれた緻密な技術により、観(み)る者を魅了する」と称賛された。

 金子さん夫妻は「名誉あるサロン・デ・ボーザールで格別の賞を授与され、大変光栄。この作品を通じて、沖縄の自然と文化が国際的な舞台で広く知られることを願う。受賞は、私たち自身がこれからも挑戦し、探求し続ける上で非常に励みになる」と語った。

 同協会はフランス仏国の美術界で最も伝統ある団体の一つ。毎年開催される同展は、世界中のアーティストが参加する芸術コンペティションとして知られている。

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