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「父親の介護で仕事を続けることができず…」 恐喝と窃盗の罪、44歳の被告に執行猶予の判決 那覇地裁

沖縄タイムス+プラス / 2025年1月29日 7時40分

(資料写真)那覇地裁

 沖縄県与那原町の飲食店で昨年11月、従業員を脅し店から現金約60万円を盗んだとして、恐喝と窃盗の罪に問われた南風原町の無職の被告(44)に対し、那覇地裁の安原和臣裁判官は28日、懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。

 公判で被告は起訴内容を認め、「父親の介護で仕事を続けることができず、収入がなくなり生活が苦しかった」と供述した。

 起訴状などによると、被告は昨年11月22日午後0時45分ごろ、与那原町板良敷の飲食店で女性従業員の顔に整髪用スプレーを吹きつけ、店が管理する現金を持ち去ったとされる。

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