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松田るかさん「大切な人に愛を伝えるきっかけに」 主演映画「かなさんどー」 沖縄で先行上映、1月31日から

沖縄タイムス+プラス / 2025年1月29日 8時49分

主演映画「かなさんどー」の撮影について語る松田るかさん=23日、那覇市牧志(竹花徹朗撮影)

 照屋年之監督(ガレッジセール・ゴリ)の最新映画「かなさんどー」が31日から、沖縄で先行上映される。母の死を巡り、父を許せずにいる主人公・美花を演じる県出身俳優の松田るかさんが28日までに本紙のインタビューに応じ、公開直前の思いを語った。(聞き手=社会部・大庭紗英)

 -物語は父の余命の知らせを受けた美花が、7年ぶりに島に帰る場面から始まる。どんな作品か。

 「父との関係を修復しようとしない美花が、ある時見つけた母の日記をきっかけに両親の秘密の思い出を知り、みとりに向かって動き出すという作品。ヤールー(ヤモリ)の声が入っているシーンなど沖縄らしさもちりばめられ、沖縄の人にはより入り込んで見てもらえると思います」

 -共演者との関係づくりについて。

 「母役の堀内敬子さんはスタンバイ中もすぐそばに座って家族の距離感でいてくれました。物理的に距離を縮めてくださったから心もすぐに入っていけました」

 「父役の浅野忠信さんは『生活者目線の沖縄』を知りたがっていたので、沖縄には台風でも開く『ユニオン』というスーパーがあるという話をしました。ユニオンが閉まるといよいよ危ない合図だぞと。たわいもない話をしていました」

 -民謡「かなさんどー」の歌唱シーンもあった。

 「沖縄民謡は聴いたことのない人が歌うのは難しいそうです。私も歌った経験はなかったのですが、うちなーんちゅだからリズムなどに耳なじみはあって。気付かなかった自分の中の沖縄イズムに出合いました」

 「時間をかけ丁寧に気持ちをつくって臨んだ一面のユリ畑での撮影は、どこか命が終わっていく感覚を持ちながら歌っていました」

 -公開直前の気持ちは。

 「皆さんの感想が待ち遠しいです。近しい人ほどストレートに愛を伝える機会が少ない。だからこそ、大切な人に『かなさんどー』と気持ちを伝えるきっかけになればと思います」

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