「一番おいしいタイミングで瓶詰め」 石川酒造場、クラフトジンを限定発売 泡盛業界初の樽貯蔵

　石川酒造場（西原町、平良昭社長）は6日から、クラフトジンをウイスキー樽（たる）で熟成した「ネイビーストレングス　クラフトジン　バレルフィニッシュ」を400本限定で発売する。樽貯蔵のクラフトジンは泡盛業界初という。

　昨年11月の沖縄ウイスキー＆スピリッツフェスティバルで好評だったことを受け、原材料の配合を変えて商品化に取り組んだ。泡盛をベースにジュニパーベリー、タンカン果皮、カラキを漬け込んで製造し、約3カ月寝かせた。

　銘苅淳課長代理は「樽の色と香りが付き、一番おいしいタイミングで瓶詰めした」とアピール。3カ月を過ぎると、木のえぐみが感じられたという。総合酒類販売「酒の宮里」の宮里格代表も「沖縄のジンを、より多くの皆さんに届けたい」と話した。

　500ミリリットルでアルコール57度、税込み4200円。問い合わせは酒の宮里、電話[phone]。