久保田利伸、全国ツアー大阪公演にて『悲しい色やね』を披露

okmusic UP's / 2013年9月9日 16時0分

9月7日&8日@大阪・舞洲野外特設会場 (okmusic UP's)

久保田利伸の全国ツアー、大阪公演が9月7日と8日に舞洲野外特設会場で開催。大阪会場ということもあって、上田正樹の「悲しい色やね」が特別披露された。

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8月末にスタートしたツアーは9本の野外公演を含む全11本。ちょっと意外だったが野外での単独公演は、これが初めてだという。

開場時に降っていた雨も上がり、心地良い潮風が会場に流れ出した18時過ぎ、公演は静かにスタート。「今日はアコースティックな楽器で、いつものファンキーな感じと違った、やさし〜い曲をやっていこうと思います!」と久保田がMCで挨拶する通り、この日の編成は弦楽カルテット、ドラム、パーカッション、生ギター、ベース、キーボード、コーラスで構成されるアコースティック編成。野外会場のツアーも初めてなら、アコースティック楽器だけのライブも、これまでにやった事がないそう。「LA・LA・LA LOVE SONG」や「Missing」といったお馴染みのヒット曲は、歌詞のひとつひとつを積み上げていくよう丁寧に歌い、ミニマムなアレンジがメロディの美しさとボーカルの素晴らしさが際だたせる。

7月3日にリリースされた最新アルバム『KUBOSSA PARALLEL WORLD II』からも何曲かが披露。スティービー・ワンダーのカバー曲「My Cherie Amour」は夜空に響くように朗々と歌い上げ、アントニオ・カルロス・ジョビンの「Corcovado」では、伸びやかで囁くような歌声が、会場の秋の虫の声とナチュラルに溶け込み絶妙なハーモニーを生む。もっとも、アコースティック楽器のみの編成だからといって、静かな曲だけではない。大地を揺るがすようなアフリカン・ビートもあれば、灼熱の熱く激しいラテン・サウンドもある。なかでも、圧巻だったのは、久保田自身も出演している自動車会社のCMソングである「Bring me up !」。激しいカッティングの生ギター、地を這うように跳ねるリズム隊、縦横無尽にうねるコーラス隊、それぞれの楽器が自由自在に跳び回り、そこへボーカルが被さり、渾然一体となりながら、ひとつの音楽を形成していく「フリー・スタイルのグルーヴ!(by久保田利伸)」。集まった6000人のオーディエンスを圧倒した。

大阪会場ということもあって、この夜特別に披露されたのは上田正樹の「悲しい色やね」。歌い始めると、会場からは怒濤の大歓声が巻き起こり、久保田も「おおきに!」と応える。会場のすぐ横は大阪BAY。対岸には神戸の市街のきらめく光が見え、これほど「悲しい色」が似合うシチュエーションはなく、まさに大阪BAYブルース。

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