セリーヌ・ディオン、名曲「17才の頃」のカヴァーに込められた意外な思春期の思いを語る

okmusic UP's / 2013年11月21日 20時0分

セリーヌ・ディオン (okmusic UP's)

間もなくリリースとなる世界的歌姫であるセリーヌ・ディオンのアルバム『ラヴド・ミー・バック・トゥ・ライフ』。スティーヴィー・ワンダーやNe-Yoとのデュエットも注目され、海外でも大ヒットを記録中の最新作には、さらなる豪華なコラボ、BABYFACE初プロデュースによる珠玉の名曲「17才の頃」が収録されている。

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現在、ソフトバンクのCMソングとして話題を呼んでいる「17才の頃」はニューヨークを代表するシンガーソングライター、ジャニス・イアンが1975年に発表し、グラミー賞も受賞した大ヒット曲。『愛の回顧録(Between The Lines)』に収録されたこの曲では思春期の女性の悩み揺れ動く心の内がストレートに歌われている。セリーヌにとってもBABYFACEにとっても思い入れの深い曲だったという「17歳の頃」は、アコースティックサウンドを基調にしっとりと繊細に歌うセリーヌの抑えた歌唱力が心に染み入り、この曲にいっそうの深みと感動を与える仕上がりとなった。今や、世界を代表する歌姫としてきらびやかなスポットライトを浴びるセリーヌだが、「思春期の頃は全く自分に自信が持てず、つらい時期を過ごしていた」とこの曲に込めた思いを語る。

「私にとって“17才の頃"はとても心を揺さぶられる、痛みを感じる曲なの。なぜなら、ティーンエイジャーの頃の私は学校でとてもつらい思いをしていたから・・。ガリガリに痩せていて見た目も良くなかったし、歯並びも悪くて・・でもそれを矯正するお金もなかった」「かっこ良かったり可愛かったり成績が良かったり強かったりすれば友達ができる、でも私は強くもかっこ良くも可愛くもなかった・・すべてのことが自分に不利だという気持ちを抱えて過ごしていたの」

すでに歌手としてのキャリアをスタートしながらも、14人兄弟の末っ子で、着るものもお下がりが多く、歯の矯正代のことなどは言い出せなかったというセリーヌ。自分の10代を振り返りながら、以下のようにも語っている。「この曲を歌う時、今の10代の子どもたちの苦しみにも共感できるわ。今の時代は一定の容姿を持っていなくては認められないから、それはとっても辛いことだと思うの」

そんなセリーヌだからこそ、この曲の持つ繊細さ、痛みを完璧に表現できるとプロデューサーのBABYFACEも絶賛する。「“17歳の頃"は思春期の頃からの好きな曲の一つだった。この曲にある痛みや心の苦しみが僕にとっても完璧だったんだ。そういう感情には普段はあまり触れることをしないけれど、もし触れるとしたらセリーヌほどふさわしいシンガーはいない。彼女の持っている繊細な感覚や、一音一音に込められたピュアな感情がそれを可能にするんだ」「セリーヌとの仕事は僕のキャリアの中でもハイライトだったよ。いいものになるとは思っていたけれど、想像以上だった。すべてのテイクにおいて完璧な歌入れができるシンガーを彼女以外にみたことがない。音程、リズム、感情、全てがプロデューサーにとって完璧なんだ。僕はほとんど仕事をしていないよ。僕の仕事においては仕事がないのはいいことなんだけれどね(笑)」

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