T-BOLAN、4月26日の渋谷公会堂公演を最後に活動休止

OKMusic / 2014年3月9日 7時0分

T-BOLAN 森友嵐士 Photo by 田中聖太郎 (okmusic UP's)

T-BOLANが4月26日に渋谷公会堂でライブの追加公演を行う事を発表! また、その公演を最後に活動を休止する事を発表した。

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4年間で1700万枚というセールスを記録した伝説のバンドT-BOLANがステージから姿を消したのは1995年3月、旧:大阪厚生年金会館(現:オリックス劇場)。以後、ヴォーカル森友嵐士の心因性発声障害をきっかけに1999年に解散。空白の13年を乗り越え2012年復活を宣言。ラストライブとなってしまった大阪オリックス劇場に戻ってきたのは実に19年ぶりとなる。

待ちに待ったライブのレアチケットを手にすることができたファンの前に映し出される映像。上映されたばかりのドキュメンタリー「T-BOLAN THE MOVIE 〜 あの頃、みんなT-BOLANを聴いていた 〜」のワンシーン。山中湖で復活を誓い合い、今日のライブにかける想いを共有し合ったメンバーミーティングの場面だ。 スクリーンの中でヴォーカルの森友嵐士がこう話す。「山中湖で探していたピースは、今の時点では3月のライブ。それはT-BOLANの挑戦でもあるし、T-BOLAN復活をきっかけに自分たちの力にかえてゆくスタート。13年間置き去りにしたワンピースをステージの上でぶちかましにいきますか」とメンバーがスクリーンから消えると、もう、これ以上待ちきれないといった顔の観客の前に幕が振り落とされライブが始まった。

1曲目は、ライブでも定番であった「Only Lonely Crazy Heart」。続いては、ライブでは初披露となる「Be Myself」。最初からファンは総立ちとなり、会場は興奮のるつぼに、そして瞬く間に1990年代へとタイムスリップした。最初のMCで森友が「LIVE HEAVEN!〜 Back to the last live!! 〜へようこそ!19年ぶりだよ。19年ぶり。こんな日がくるとは思っていなかった」と話すと、会場からは「お帰りなさい!」「待ってたよ!」と長く場外まで響く拍手が続く。さらに、デビュー曲の「悲しみが痛いよ」、ミリオンセールスとなった名曲「Bye For Now」などヒット曲が続き、「一曲一曲聴くとその時のことを思い出すでしょ?音楽は面白いよね。みんなもそうでしょ?」と会場が一つになったのを確かめた。

そして、 「愛のために 愛の中で」、「LOVE」、「離したくはない」など、彼らの魅力でもあるバラードが続き、改めて4人を見つめなおしてみる。森友のカリスマ的な存在感と胸を鷲掴みにするような切ない声、いつも太陽のような笑顔でパンチの効いた演奏が魅力的なドラム青木和義、ハイトーンなコーラスと色気溢れる音色を出すギター五味孝氏、寡黙ながらも存在を主張するベースの上野博文。空白の時間など微塵も感じない。むしろ充分に時を重ねて熟成されているではないだろうか。

最後は、「Happiness」「SHAKE IT」「傷だらけを抱きしめて」といったアップ・テンポが続くコーナー . . . ファンも全員が歌い、ノリに乗っている。 ハッピーな時間が過ぎるのはなぜ速い……。

この日、ライブ本編で演奏された曲は23曲、90年代にヒット・チャートを賑わせたシングル曲のほとんどが披露され、ファンにはまさにベスト・ライブと言える内容となった。
そして、アンコール1曲目に演奏されたのは「離したくはない(シネマバージョン)」。3月21日に発売を予定している彼らのドキュメンタリーDVD「T-BOLAN THE MOVIE 〜 あの頃、みんなT-BOLANを聴いていた〜」に収録されたこの曲は、ギター五味孝氏の伴奏のみで森友が歌唱。レアな場面に会場は水を打つ静けさとなった。

アンコールは続けてT-BOLANの歴史が物語られるようなセットリストが続く。2011年山中湖に集まったメンバーが13年ぶりに集まり、最初にセッションされたと言われる「いじけた視線を君に語るより光を見たい」。初めはぎこちなかった彼らも、森友の何気ないピアノ伴奏に五味が加わり、そして自然と"T-BOLAN“に時間の壁はなかったと実感したという一曲だ。

このアンコールで森友は当時を振り返る。「19年前の3月26日このステージが最後のステージになってしまいました。それからいろんな道のりがありました。本当にいろんなことがあったけどこうやって今日ステージに立てたのも、みんなが応援してくれたお陰です。感謝を言うのは照れくさいけど、本当に心からありがとう」と今までの感謝の気持ちを言葉にすると、思いもよらない告知を続けた。

T-BOLANは、次の渋谷公会堂を最後に活動休止。

「今日は報告があります。T-BOLANとして、ステージに立つのは今回と渋公で、ひとつ“。(マル)"をつけます。 またここからは、さらなる俺たちの挑戦としてそれぞれが新しい道を進んでいきます。」

すると、会場はファンから「嫌だ~!!」という悲鳴が。そこで続けて
「嫌だとは言わない。色んなことがあって、この4人で色んなことを話し合って“挑戦"という道を選びました。だからと言って解散ではありません。T-BOLANは永遠です。これからの挑戦をぜひ、応援してくれたらなと思います。ありがとう!」と締めくくった。

ラストに彼らが選択した曲は「Smile」。その歌詞にはこうある。「誰よりも幸せになると誓って」メンバーそれぞれがそうなる。そしてファンにもそうあってほしいというT-BOLANらしいメッセージの込められたラストに会場からはこの瞬間が終わってほしくないと言わんばかりの歓声につつまれ、T-BOLANは1999年の解散から、ファンとの間にピリオドを送った。

森友はソロ活動再開を、五味はギターソロユニット「electro53」を、ドラムの青木和義とベースの上野博文は新たなるユニット結成、それぞれの未来のためへのラストライブを4月26日(土)渋谷公会堂を追加公演として行う。

そんなT-BOLANの全てを網羅したアルバムBOXセットのリリースが7月10日に発売が決定。4月30日(水)までに予約するとメンバー直筆のサインがプレゼントされる。 気になる方はご確認を。

■■ライブ情報

3月21日(金・祝) 渋谷公会堂 【完売】
開場 17時15分/開演18時
料金:全席指定 7,500円(税込)

【追加公演】 
『T-BOLAN LIVE HEAVEN 2014 ~ Last live for the future ~』
4月26日(土) 渋谷公会堂
開場16時45分/開演17時30分
料金:全席指定 7,500円(税込)
※ 3歳以下入場不可、4歳からチケットが必要

■完全保存版アルバムBOX『T-BOLAN THE COMPLETE』

全オリジナルアルバムとアルバム未収録曲を収めた完全保存版BOXリリース決定!!!
・ CD7枚組+特典DVD [本作のために編集したスペシャル映像収録!] 
・ 全曲デジタル・リマスタリング 
・ 32P ブックレット付(未発表写真掲載!!)
・ 全アルバムのジャケットを30cm LPサイズにリメイクしたスペシャル・パッケージ仕様[三方背BOX収納]

2014年7月10日発売予定
完全予約受注生産
ZACD-1002/17,280円(税込)
<収録CD>
■「T-BOLAN」 (1991.11.21発売)
1. 悲しみが痛いよ
2. 気絶するほど愛してほしい
3. くちびるはNO KISS
4. 離したくはない
5. DEAD END
6. Dreamin'
■「BABY BLUE」 (1992.4.22発売)
1. あふれでる感情
2. WALKIN' IN THE RAIN
3. JUST ILLUSION
4. Heart Of Gold
5. 想い出がさがしてる
6. Lovin' you
7. 薔薇色の悪女
8. Sorry My Love
9. Baby Blue
10. 離したくはない (アコースティックバージョン)
■「SO BAD (1992.11.11発売)
1. じれったい愛
2. ガラスの刹那さ
3. 瑠璃色のため息
4. My life is My way
5. ためらいの真実
6. あこがれていた 大人になりたくて
7. 壊れかけのHistory
8. BOY
9. SO BAD
10. サヨナラから始めよう
■「HEART OF STONE 」(1993.5.26発売)
1. びしょ濡れの優しさの中
2. すれ違いの純情
3. 涙の笑顔
4. Only Lonely Crazy Heart
5. Shiny Days
6. Out of Time
7. おさえきれない この気持ち
8. 泥だらけのエピローグ
9. Friends
10. Heart of Stone
11. Bye For Now
■「LOOZ」(1993.12.8発売)
1. わがままに抱き合えたなら
2. 悪魔の魅力
3. Dear
4. 傷だらけを抱きしめて
5. 想い出の落書き
6. Hot Hip Love
7. 刹那さを消せやしない
8. Pretty Woman
9. Rockin' In The Life
10. 不安なくちびる
11. 真夜中のLove Song
■「夏の終わりに ~Acoustic Version~」(1992.9.22発売)
1. サヨナラから始めよう
2. あふれでる感情
3. 遠い恋のリフレイン
4. Teenage Blue
5. Heart of Gold
6. 夏の終わりに
■「夏の終わりに II ~Lookin' for the eighth color of the rainbow~」(1994.8.6発売))
1. 悲しみが痛いよ ~Acoustic version~
2. 泥だらけのエピローグ ~Acoustic version~
3. Lookin' for the eighth color of the rainbow ~8番目の虹の色をさがしに~
4. すれ違いの純情 ~Acoustic version~
5. シャイなJealousy ~Acoustic version~
6. マリア ~Acoustic version~
■「アルバム未収録曲」(オリジナル曲)
・Hold On My Beat (1st SG C/W)
・Teenage Blue (3rd SG C/W)
・心のかたち (4th SG C/W)
・Words and Mind (5th SG C/W)
・鏡の中の嘘が微笑むよ (6th SG C/W)
・シャイなJealousy (7th SG C/W)
・Happiness (8th SG C/W)
・いじけた視線を君に語るより光をみたい (10th SG C/W)
・LOVE (11th SG)
・No.1 Girl (11th SG C/W)
・マリア (12th SG)
・心とかして (12th SG C/W)
・愛のために 愛の中で (13th SG)
・10 Years Love Story (13th SG C/W)
・ Be Myself (14th SG)

■DVD「T-BOLAN THE MOVIE 〜あの頃、みんなT-BOLANを聴いていた」

2014年3月21日(金) 発売
ZABL-5020~21/¥5,600円(税別)
<収録内容>
DVD2枚組
・本編映像(約105分)
・特典映像(未公開映像含む約60分)
・ブックレット32P

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