ドリカムデビュー25周年記念カヴァーアルバムの異例のヒットを分析

okmusic UP's / 2014年4月11日 11時0分

アルバム『私とドリカム -DREAMS COME TRUE 25th ANNIVERSARY BEST COVERS-』 (okmusic UP's)

3月21日にデビュー25周年を迎えた、DREAMS COME TRUE。ドリカムデビュー25周年を記念して、2014年3月26日にリリースされた超豪華アーティストによるカヴァーアルバム『私とドリカム -DREAMS COME TRUE 25th ANNIVERSARY BEST COVERS-』が異例の大ヒット! その理由を、音楽コンシェルジュのふくりゅう氏が分析する。

【その他の画像】DREAMS COME TRUE

『私とドリカム -DREAMS COME TRUE 25th ANNIVERSARY BEST COVERS-』は、3/27付のオリコンアルバムデイリーチャートで5位にランクイン。その後、発売から2週間以上経過してもトップ20位以内にランクインされ続けるなど、カヴァーアルバムとしては異例のヒットを記録中。

そのヒットの理由を、音楽コンシェルジュのふくりゅうが分析した。

■ドリカム愛を集積した時代を超えられる、溶け合える特性を持っている一枚

「DREAMS COME TRUEのデビュー25周年を記念して、気鋭の13組のアーティストが参加したカヴァーアルバム『私とドリカム -DREAMS COME TRUE 25th ANNIVERSARY BEST COVERS-』の勢いがリリース後も止まらない。昨今、複数アーティスト参加によるカヴァーアルバムやトリビュート盤などは、なかなかセールスが伸びづらい企画であることが定説であったが、そこはさすがドリカム。リスペクトな心情が伝わってくる楽曲が集まっていることと、ジャケット写真では、旬のトップアーティストが円形に集合したスペシャルなアートワークで表現されるなど、音楽への愛情の塊のような“温もり"を感じられる作品に仕上がっている。音楽とは、形の無いアートフォームであることから、ヒット曲は売れれば売れるほど楽曲は一人歩きし、リスナーそれぞれの元へ拡散されていく。しかし、本作はそんなファンの気持ちを代弁するカバー集として、ドリカム愛を集積した作品となっていることに注目したい。第三者視点によるリプロダクションによって、ドリカムの楽曲の素晴らしさを俯瞰的に、愛をもって批評するアイテムとなっていることが、コアファン以外にも浸透している理由なのだろう。音楽は、ヒトを媒介に広がっていくことから、たくさんの思い出とともに時代を超えられる、溶け合える特性を持っている。そんな効能を体現していることが本作のヒットの理由だと思う」

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