“凄すぎる”和楽器ユニット、HIDE+HIDEが熱風を巻き起したワンマンライブ

okmusic UP's / 2014年5月26日 12時0分

5月23日@東京・渋谷テイクオフ7 (okmusic UP's)

ロシア、ヨーロッパを中心に海外で精力的に活動を続け、高い評価を受けている異色の和楽器界の新星ユニットHIDE+HIDEが、4か月振りとなるワンマンライブを5月23日に東京・渋谷テイクオフ7において開催した。

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HIDE+HIDEは尺八界のニュープリンスこと石垣秀基(都山流尺八師範)と、新進気鋭の中棹三味線尾上秀樹(藤本流三味線準師範)による邦楽界の次世代の和楽器ユニット。2010年にロシアで開催された国際コンクール(TEREM Crossover International Music Competition)でグランプリを受賞し、その後のロシア、ヨーロッパツアーで各地で称賛を浴びている異色の経歴を持ち、言わば逆輸入の形で昨年秋より本格的に日本での活動をスタートさせている。

と名打った今回のワンマンライブは今年1月に行われたワンマンライブ以来約4か月振り。ワキマル・ジュンイチ(KEY)、谷源昌(B.)、赤間慎(Dr.)の精鋭メンバー3人を引き連れてのロックバンドスタイルでのライブだ。
すでに会場は超満員。熱気溢れる観客が待ち受ける中、オープニングナンバー「魁!!」が始まる。和の旋律をアップビートに仕上げたナンバーに一曲目から観客総立ち状態。立て続けに「亜熱帯SPLASH」、「UNISON!!」、そして代表曲の「百里風」を叩き込むと観客の興奮状態はすでにMAX。ヒートアップし続ける会場に”熱風”が巻き起こる光景はまさに圧巻の一言。中盤は縁深いロシアの民謡「Dark Eyes」を鍵盤とのトリオでしっとりと聴かせ、「獅子奮迅」では二人のみの厳粛かつ激情に満ち溢れたプレイが静寂に包まれた会場をする魅了していく。

後半は尾上の書き下ろしによるロックナンバー「黒百合」でリスタート。会場は再び総立ちに。沸き起こるクラップ、飛び交う歓声。ただひたすらに、身も焦がすほどの力を込めて吹き続ける尺八石垣秀基。スタイリッシュに鮮烈なフレーズを刻む三味線尾上秀樹。石垣による新曲「distance」、「饗宴リボルバー」、そして「不知火」と、引き連れたメンバーと共に渾身のアンサンブルを炸裂させていく。本編の最後は高揚感を詰め込んだポップナンバー「颯」で観客の全てを凌駕、本編最後まで一気に駆け抜けた。アンコールはこれも彼らの代表曲「春ナワスレソ」。華やかに熱狂の渦の中、大円団を迎えた。

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