平井堅、『Ken's Bar』開催15周年記念ライヴシリーズを完遂!

okmusic UP's / 2014年5月29日 15時0分

5月28日@さいたまスーパーアリーナ (okmusic UP's)

平井堅のアコースティック編成によるコンセプトライヴ『Ken's Bar 15th Anniversary Special ! Vol.4』が、5月28日にさいたまスーパーアリーナで行われた。

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これは、昨年5月から1年にわたって展開してきた『Ken's Bar』15周年プロジェクトのファイナルとなる一夜限りのスペシャル公演。会場を埋め尽くした1万5千人のオーディエンスが、平井堅の歌に酔いしれた。しかも、同日リリースのコンセプトカヴァーアルバム『Ken's BarIII』に収録された楽曲の数々を、生で、いち早く、たっぷりと全15曲、『Ken's Bar』ならではの雰囲気で堪能できる貴重な一夜でもあった。

1曲目は、1970年代半ばに放映されていたTVアニメ『はじめ人間ギャートルズ』のエンディングテーマ「やつらの足音のバラード」。アルバム『Ken's BarIII』収録ヴァージョン同様、13人からなるストリングス隊を従えての披露だった。通常、『Ken's Bar』のライヴの楽器編成は、ピアノ、アコースティックギター、ベース、パーカッションなので、いきなりのサプライズであり、スペシャルだったというわけである。

そして、さいたまスーパーアリーナに集まった人数にかけて、「“1万5千個"のハートにぼくのソウルが突き刺さるように歌いたいと思います」と、さらにオーディエンスを喜ばせたあとに歌われたのは、平井堅が初めてシングルチャート1位を獲得した2002年の大ヒット曲「大きな古時計」。

ここからはいつもの『Ken's Bar』のスタイルに戻り、福山雅治の「家族になろうよ」はピアノ、ブラックビスケッツの「タイミング」はアコースティックギターと、ひとつの楽器をバックに、あくまでもシンプルに歌が届けられていった。中でも驚くべきは、安室奈美恵との豪華コラボレーションで世間をあっといわせた「グロテスク」。ウッドベース1本のみでCDとはまったく異なるグルーヴを生み出し、そしてデュエットの相手はいなくとも、平井堅はひとりで見事なまでにクールに、スリリングに歌い上げた。

その「グロテスク」をはじめ、映像作品としては最新となる「切手のないおくりもの」などのMVが場内に流された休憩時間を挟んでの後半は、「いとしのエリー」でスタート。

説明不要のサザンオールスターズの大スタンダードナンバーであり、平井堅が桑田佳祐の熱狂的ファンであることも広く知られていることだろう。「恐れ多くもカヴァーさせていただきました」と、アルバム『Ken's BarIII』で採り上げたことを謙虚に語り、愛情たっぷりに歌い上げた。また、それ以上に、エリーに対する思いを感情たっぷりに歌った平井堅のシンガーとしての表現力は、瞠目すべきものであったと断言できる。

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