真空ホロウ、ツアーファイナルが満員御礼のうちに閉幕

okmusic UP's / 2014年12月4日 11時0分

11月30日@代官山UNIT (okmusic UP's)

8月にスタートした真空ホロウの自主企画ツアー『真空パックvol.8 W編とO編』。全国全13公演のファイナルはワンマン公演として、11月30日に代官山UNITにて満員御礼のなか開催された。

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開始予定時刻を少し過ぎ、客電が落ち開幕を告げるベルの音が鳴り響くと、一斉に沸き上がる歓声とスモークの中、村田智史(ベース)、大貫朋也(ドラム)、そして松本明人(ボーカル/ギター)の順にメンバーが入場、ポジションにつく。

「11月30日代官山UNITへお越しの皆様、真空ホロウへようこそ!」

松本によるおなじみの口上に続いて鳴らされた開幕ナンバーは「被害妄想と自己暗示による不快感」。松本の冷たく鋭いギターリフを皮切りに、3ピースならではのソリッドなアンサンブルがフロアに放たれる。さらに「サイレン」「ホラーガールサーカス」と、のっけから勝つ気満々のセットリストに、観客も拳を掲げることで応える。

中盤ブロックでは、ざらついたサウンドとやさぐれたヴォーカルで攻め倒す「週末スクランブル」、艶やかなディレイと浮遊感にいつまでも体を委ねていたい「引力と線とは」など、1曲ごとに真空ホロウというバンドの深遠へと誘う展開を見せた。

と、ここで事件は起きる。そんな中盤ブロックに続いて、村田による物販紹介コーナー『ジャパネットむらた』が始まったのだが、軽快にトークが進む中で、「さっきの曲の途中で指がつりました! いてて」とカミングアウトが。笑いに包まれる場内だが、どうやら痛みは深刻なものだったようで、処置のため村田は舞台袖に姿を消し、ライブが一時中断してしまったのだ。だが、大貫によるドラムソロ、アドリブのトークで場をつなぐ松本の姿を前に、オーディエンスにも高揚感とは少し違う種類の一体感が生まれていく。

その後、村田は無事に復帰。帰還して1発目の「アナフィラキシーショック」では、松本が舞台上手の村田のマイクまで移動してがなるなど、言葉ではなくパフォーマンスでメンバーをフォローする姿に胸が熱くなる。結果、アクシデントすら力に変えたかたちで、「東京は僕らのもの」と宣言した「闇に踊れ」や、極彩色のダンスグルーヴを生んだ「バタフライスクールエフェクト」、そして本編ラスト、バンドでのアレンジによる新曲「回想列車」を経て、アンコールの「虹」「スノーホワイト」まで、怒涛の19曲を披露して3 人はステージから去っていった。

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