“忘れたくない日が1日1日増えてる”、黒夢のロングツアー第二節が開幕!

okmusic UP's / 2014年12月7日 14時0分

12月5日(金)@盛岡Change wave (okmusic UP's)

去る7月から“最後のロング・ツアー”を展開してきた黒夢。同ツアーの第二節にあたる「TOUR 2014-2015 BEFORE THE NEXT SLEEP『毒と華』」が、12月4日に郡山にて開幕を迎えた。それに先立ち、清春は自身のツイッター・アカウント上で「歴史とは常に忘れ去られ、形を変えながら新しいものとして始まっていくもの」という意味合いのつぶやきを発信。「せめてこの過ぎ去る日々を謳歌しましょう」と述べている。そして同夜、郡山HIP SHOTは、ステージ上も客席も酸素が足りなくなるほどの灼熱状態となり、翌5日、彼らは盛岡にてツアー第二夜を迎えた。

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街のあちこちに積雪の跡が残る盛岡。しかし会場となったClub Change WAVEには開演前から熱気が充満。定刻の午後6時半を5分ほど過ぎた頃に場内が暗転すると、そこが数百人収容規模のライヴハウスだという現実を疑いたくなるほどの歓声が。宴の幕開けに惜しげもなく据えられた定番中の定番チューン、「FAKE STAR」が炸裂した瞬間、その場は熱狂的一体感に包まれた。

ライヴ前半、清春は「外はすごく寒いのに、この温度差、狂ってるね」と発言。そして「岩手は何年ぶりだろう?」と言うと、客席から「16年!」という声が飛ぶ。大事なのはその数字が情報として正確かどうかではなく、黒夢にとって盛岡公演が、彼らがかつて誰よりも濃密なロング・ツアーで全国を廻っていた頃以来のものだということ。もちろん言うまでもなく復活後初、ということになる。さらに彼が「岩手の人、盛岡の人はどれくらいいるの?」と尋ねると、フロアにはたくさんの手が挙がる。もちろん近県や遠方からも少なくない数のファンが来場しているはずだが、この場には自分たちの住む街に黒夢がやって来ることをずっと待ち続けてきた人たちがたくさん詰め掛けているのだ。尋常ではない熱気と歓声は、まさに長年蓄積されてきた飢餓感、待望感を裏付けるものだといえる。

10月末まで続いたツアー第一節、『夢は鞭』とはひと味違ったセットリストには、観客の誰もが“この曲を聴かずには帰れない”と感じているはずのマスト・チューンの数々も、口をついて“まさか!”という言葉が洩れてしまいそうになる曲も名を連ねている。中盤には清春と人時、ふたりだけでのアコースティック演奏による「NITE&DAY」、そしてこの季節にお似合いの「Merry X’mas, I Love You」も登場。激しさのなかにも、ロマンティックさが薫る。この空気感もまた黒夢のライヴならではのものだ。

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