福原遥が大河初出演 主演の横浜流星と共演の劇場版『トッキュウジャー』監督が祝福 裏話も明かし「いい子たち過ぎ」
ORICON NEWS / 2024年4月15日 18時30分
俳優の横浜流星が主演を務める、2025年に放送予定のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の追加キャストとして、“疑惑の金”で身請けされた、主人公の蔦重こと蔦屋重三郎を慕う当代一の花魁・誰袖(たがそで)を演じる福原遥の出演が決定した。
【写真】レディの人形と一緒に大河ドラマ初出演を祝福した竹本昇監督
放送100年を迎える2025年は、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、ときに“お上”に目をつけられても“面白さ”を追求し続けた人物“蔦屋”こと、蔦屋重三郎が主人公。親なし、金なし、画才なし……ないないづくしの“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快楽児・蔦屋は、文化隆盛の江戸時代中期に喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝を見出し、日本史史上最大の謎の一つ“東洲斎写楽”を世に送り出す。脚本は森下佳子氏が担当。江戸時代の版元で浮世絵師の喜多川歌麿や葛飾北斎を世に出したことで知られる蔦屋重三郎の生涯を描く。
大河ドラマ初出演となる福原遥が演じる誰袖は、吉原の新興勢力・大文字屋の遊女。禿(かむろ)上がりの振袖新造(ふりそでしんぞう)の時には「かをり」と名乗り、蔦屋重三郎に一方的な恋心を抱いていたが、その想いはやがて…。そして成長し、吉原を代表する花魁となる。その後、老中・田沼意次の“懐刀”ともいえる勘定組頭を務めていた幕臣・土山宗次郎に祝儀を含めて1200両という莫大な金額で身請けされ、江戸中にその名を広めることとなる。しかし、その金の出所についてある疑惑が生まれ、やがて吉原と江戸幕府、そして蔦重と誰袖の人生を揺るがす大事件へと発展していく…。
福原は「横浜流星さんとは10年くらい前に共演させていただいており、今回またご一緒できると聞いて、とてもうれしかったですし心強いです!今からお芝居をご一緒できるのがとても楽しみです!」とコメントした。
この発表に反応したのが特撮作品で知られる竹本昇監督。ヒカリ/トッキュウ4号役で横浜が、レディ役で福原が共演した『烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS』(2014)で監督を務めた竹本監督はX(旧ツイッター)で「福原遥さん、25年度大河ドラマ出演決定。『横浜流星さんとは10年前に共演させて頂いており…』とコメントされてますが、偶然にも10年前の今日が その共演作品で遥さん演じるレディが撮入した日です」と当時の資料をアップした。「撮影前に遥さんの緊張をほぐそうと5人が一緒にお弁当を食べようと誘ってたの、いい子たち過ぎでしょ」と裏話も明かしていた。
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