ミッキー・カーチス、国際映画祭で最優秀俳優賞「人生何が起こるかわからない」 短編映画で主演＆音楽プロデューサー務める

ミッキー・カーチス主演の短編映画『運命屋』より （C）2024映画「運命屋」

　歌手で俳優のミッキー・カーチス（85）が、主演・音楽プロデューサーを務めた短編映画『運命屋』で、国際映画祭『New York Independent Cinema Awards』のBest Actor（最優秀俳優賞）を受賞した。

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　同作は、元ミュージシャンの老人が、人の記憶と命を管理するという謎めいた“運命屋”の女性と出会い、そのまま寿命を全うするか、あるいは大切な人の記憶と引き換えに寿命を延ばすかの決断を迫られる。人生において一番大切なものとは何かを自身に問い、最期の決断を前に起きる奇跡の瞬間を、名寄市の美しい風景の中で音楽と共に描く。映画はオール北海道名寄市ロケで制作された。

　受賞を受け、ミッキー・カーチスは「85になってニューヨークで主演男優賞なんて本当にうれしい。人生何が起こるかわからない（笑）だから毎日頑張らないと。絵で毎日新聞社賞。役者として最優秀俳優賞。ありがたいねぇ」とコメントした。

　同作は今年劇場公開予定。6月9日には北海道・名寄市エンレイホールにて完成披露上映が決定している。このほか、ミッキー・カーチスの絵画展『ミッキー・カーチス animal world展』が5月28日から6月2日まで、東京・ギャラリーアートハウス（映画館シネスイッチ銀座横）で開かれる。