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『マッドマックス:フュリオサ』アニャのディオールドレスは刺繍だけで1200時間

ORICON NEWS / 2024年5月18日 18時26分

「第77回カンヌ国際映画祭」のレッドカーペットを沸かせた映画『マッドマックス:フュリオサ』一行 (C)Kazuko Wakayama

 ジョージ・ミラー監督の人気映画シリーズ最新作『マッドマックス:フュリオサ』がフランス現地時間15日、「第77回カンヌ国際映画祭」でワールドプレミアされた。上映後、観客は約7分間のスタンディングオベーションで、会場にいた主演のアニャ・テイラー=ジョイやクリス・ヘムズワースらキャスト、プロデューサーのダグ・ミッチェル、ミラー監督らを称えた。

【画像】アニャのドレスのメイキング写真を公開

 上映前のレッドカーペットには、若きフュリオサを演じたアニャ、宿敵ディメンタス役のクリス、フュリオサのメンターとなる警護隊長ジャックを演じたトム・バーク、フュリオサの少女時代を演じたアリーラ・ブラウン、クリスの妻であり本作にも出演するエルサ・パタキー、ミラー監督らが顔をそろえ、世界中から集まったメディアやファンの歓迎を受けた。



 この日のアニャが身にまとっていたベージュのストラップドレスは、ディオールのオートクチュール コレクションで、モアレのリボンウエストベルトとチュールのアンダースカートがアクセントとなっている。創設者クリスチャン・ディオールが1957年秋冬 コレクションで発表した「メキシコ」ドレスにインスパイアされ、刺繍に1200時間、制作に850時間かかったという。アニャはディオールのファッションとメイクアップのグローバル アンバサダーを務めている。

 米国で24日、日本では31日に公開となる同映画は、2015年に同映画祭で上映された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でシャーリーズ・セロンが演じたフュリオサの前日譚。『怒りのデス・ロード』は同映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門に出品され後、世界中で大ヒット。今年の『フュリオサ』も同部門に出品された。

 世界崩壊から45年。バイカー軍団に連れ去られ、故郷や家族、人生のすべてを奪われた若きフュリオサ。改造バイクで絶叫するディメンタス将軍と、鉄壁の要塞を牛耳るイモータン・ジョーが覇権を争う”MADな世界(マッドワールド)”と対峙することになる。

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