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女性用マッサージ描くドラマ、利用客の身上が“激重”で話題「みてて苦しかった」「どうか救われますように」

ORICON NEWS / 2024年5月20日 14時11分

ドラマ『買われた男』第5話より(C)「買われた男」製作委員会

 俳優の瀬戸利樹が主演を務める、テレビ大阪・BSテレ東の深夜ドラマ『買われた男』(毎週水曜 深0:00)の第5話が15日深夜に放送され、「宗教」に切り込んだ内容が話題を集めた。

【第5話カット】男性経験のない教団信者、男性セラピストとベッドに

 同作は“女風”と称される女性用マッサージを地上波ドラマで初めて題材としたドラマで、ジェンダーレスな視点も交え、タブー視されがちな“性”を前向きに描く。

 第5話は「KIRAMEKI」のセラピストのヤマト(瀬戸)のもとを、教団施設から飛び出し、男性経験のない和子(たなかさと)が訪れた。

 和子は大事に育てられたが、学校では「ブス」といじめられ、勉強に励むも、大学や会社でも孤独だった。教団の「快楽は女を獣にする」という勧誘に導かれるように出家。教団が決めた相手と結婚する直前、不安になったのだった。すると、その様子を見た年配の女性信者は「ここを出ていきなさい」と言い放った。



 ヤマトの施術を受けた和子には笑顔が戻った。さらに、年配信者が「自分みたいにならないように」とあえて教団から追い出したことも分かるなど、視聴者から「毎回重いけど、いつにも増して重かった」と声が漏れるほど、一筋縄ではいかないストーリーとなった。

 SNSでは「宗教というデリケートなモノを扱う度量、制作陣の優しさを感じたし、教団の女性達がどうか救われますように」「上の人まともな人だったっぽくて良かった…」「コンプレックスを持つ身としては最後のヤマトの言葉にとても勇気をもらえたし、和子さんの笑顔が印象的だった」「わこさんの子どもの頃から今に至るの話、みてて苦しかった、普通の生活の中に積み重なる劣等感がどこにでもある話で」など、さまざまな反応が寄せられている。

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