玉田志織『ブルーモーメント』“チームSDM”の一員として奮闘中 “晴原”山下智久とは「サウナのお話できたら…」
ORICON NEWS / 2024年5月22日 12時0分
歌手・俳優の山下智久が主演を務める、フジテレビ系4月期水10ドラマ『ブルーモーメント』(毎週水曜 後10:00)。SDM(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語を描く同作で、本部の通信班・宍戸梨紗子を演じているのが玉田志織だ。宮城県出身で、自身も東日本大震災を経験している玉田にとって、今作にかける思い入れは強いものがある。
【場面カット】真剣な表情で…“チームSDM”の一員として奮闘している玉田志織
本作は、『COMIC BRIDGE』(KADOKAWA)で連載された小沢かな氏による『BLUE MOMENT』が原作。ドラマは、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語となる。山下はSDMの気象班チーフ/気象庁気象研究所の研究官を務める主人公・晴原柑九朗、ヒロインの出口夏希は、気象庁気象研究所の研究助手・雲田彩を演じる。
――脚本を読んだ時の感想
気象学をテーマにされていて今までにはない作品だったので、出演することが決まった時はすごくうれしかったです。最近は災害などが多いことから、この作品が世に届くことで誰かの命を救うきっかけになったらいいなと感じました。私の役どころが気象用語のせりふが多いので、一つひとつ意味を調べたりして、勉強になりました。
――苦労したせりふなどありますか?
山下さんの役名が晴原(はるはら)で、その「はるはら」が難しくて(苦笑)。私の最初のせりふが、全部漢字!みたいなもので、今のところそれが一番の試練でした。せりふの練習は家でもしていて、自分の携帯で声を録音して、せりふが潰れていないかというのをチェックしながら、いつも練習しています。
――ご自身が演じる宍戸梨紗子はどんな人物でしょう?
すごく真面目な子です。たまに出てくるせりふに人間味があり、熱いものを持っている子で、人の命を救うために一生懸命、仲間と一致団結して頑張っているという印象です。私は宮城県出身で、東日本大震災を経験しているのですが、梨紗子自身も人の命を救うということをすごく考えていて。私も被災を経験したからこそ、自分が何か発信することによって命を救うきっかけになったらいいなということは、常に思っているので、そこが共通している部分かなと思います。
――役作りはどのようにしていったのでしょう?
早口言葉を練習しました!梨紗子は大きな声を出すシーンが多いのですが、普段の私はあんまり声が大きいタイプじゃなくて…。作品の中では声を変えて、強い声でしゃべるように意識しています。
――ご自身にとっても新たな挑戦になっているのですね。撮影についてもお伺いします。現場でのムードメーカーみたいな方はいらっしゃいますか?
みなさん、本当に個性が強くて(笑)。同じ通信班で一緒にやっている、三崎俊樹役のワタナベケイスケさんとは、たくさんお話をさせていただいているのですが、ワタナベケイスケさんはほかの共演者のみなさんともコミュニケーションを取られていて…。私は「いいなぁー」と思いながら眺めています(笑)。私自身は、平岩紙さんと差し入れの話をすることが多くて「これ、おいしそうだね!」と言いいながら、一緒に食べたりしています(笑)。
――せっかくなので、共演者の中で「この人とこういうことを話したい」というのがありましたら教えてください。
私はサウナが好きで、山下智久さんもがサウナがお好きだということを拝見したので、お話できたらいいな…と思っています。私はSDMの本部にいるのですが、山下さん演じる晴原が本部にやって来る時は、すごくオーラみたいなものを感じます。シーンの状況的に、私の背後にいるので、ちょっと緊張しますが、本当に背中が広いと言いますか、現場のいい雰囲気を作ってくださっています。
――SDMを統括する役どころとして舘ひろしさんもいらっしゃいますね。
それこそ、ワタナベケイスケさんと「舘さんをお待たせしないためにNGを出さずに頑張ろう!」と話しながら、一緒にせりふの練習をしていました(笑)。実際に舘さんにごあいさつをしたら、笑顔で返してくださって本当にやさしい方で…。舘さんと同じ作品に携われて良かったと思っています。
――作品の中で印象に残っているシーンなどはありますか?
出口夏希ちゃん演じる雲田彩がSDMのチームに入って、晴原さんと会話していくうちに、命との向き合い方について学んだり、人を助けるために動いている様子がすごく伝わってきて、見ていて熱い気持ちになります。
――玉田さん自身は、天気予報などは気にしている方ですか?
実は、最近雨女なんです…。4月に2nd写真集を出したのですが、その撮影までギリギリ晴れ女だったのですが、最近は…きょうもそうですが、大事なお仕事がある時に雨が多くて。
――山下さん演じる晴原さんはかっこいいキャラクターではありますが、性格的に合わせることが難しい面もあるように感じます。実生活に、晴原さんのような人がいたら、玉田さんはどうですか?
自分から絡んでいくと思います!たしかに、他人に対して心を閉ざしているような物言いをすることがあるのですが、ドラマでもそうですが、その裏には…というのがあるのかなと思って、気にかけてしまうかもしれないです。
――ドラマでは「奇跡」という言葉も数多く登場してきます。玉田さん自身が「これは奇跡だ」と感じたエピソードなどありますか?
そうですね…でも、本当に今のこの生活自体が奇跡だと思います。もともと、ドラマや映画に出たくて、作品の中に入りたかったんです。だから、自分が役をいただいてお仕事をしているこの現状が奇跡だと思っています。
――玉田さん自身の努力あってこそですね。最後になりますが、今後の作品について、ご自身の役どころとともにお聞かせください。
私が演じている梨紗子は、SDMのチームの一員として、SDMチームのメンバーにいち早く情報を的確に伝える、そして命を助けるために一生懸命働いていますので、そこを見ていただけたらうれしいです。あとは、梨紗子の中に眠っている性格のようなものがにじみ出るせりふなどが出てくる時があるので、そこはぜひ注目してください。SDMチームは引き続き、命を救うために奮闘していますので、もう一瞬たりとも見逃さないで、瞬き厳禁くらいの気持ちで見ていただきたいですし、一緒になってテレビの前でSDMのチームのメンバーを応援してもらえたらうれしいです。
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