ダイハツ『タント』などのリコール発表 対象約10.4万台 スタビライザが折損するおそれ
ORICON NEWS / 2024年5月23日 19時32分
ダイハツ工業は23日、公式サイトで、軽自動車『タント』のフロントスタビライザに不具合があるとして、国土交通省にリコールを届けたことを発表した。
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不具合の内容について同社は、「フロントスタビライザにおいて、製造工程の管理が不適切なため、パイプ内部に塗装前の化成液が多量に残留し、水素脆化によって強度が低下しているものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、走行中の捩じり力によってスタビライザが折損するおそれがあります」と報告。
対応として「全車両、フロントスタビライザの識別ペイントを確認し、該当する生産工場製のものは良品と交換します」とし、周知させるための措置として、使用者には「ダイレクトメール等で通知します」、自動車特定整備事業者には「日整連発行の機関誌に掲載します」と伝えた。
対象車両は、2019(令和元)年から2020(同2)年に生産された『タント』が10万140台。またこれ以外に、同社がスバルに供給している『シフォン』の2019(令和元)年から2020(同2)年に生産された4331台も対象となり、計10万4471台となる。
ダイハツ工業は「対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれますので、詳細については最寄りのダイハツ販売会社にお問い合わせください」と呼びかけ、「ご愛用の皆様には、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、後日、ダイハツ販売店からのご案内が届きましたら、ご案内の差出し店または最寄りのダイハツ販売会社へご来店日時をご予約の上、点検・修理(無料)をお申し付けください。ご愛用の皆様には大変ご迷惑をお掛け致しましたこと、心からお詫び申し上げます」と謝罪した。
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