SEVENTEEN、初の日産スタジアム公演2daysで14万人超熱狂 13人完全体でデビュー9周年「ついてきてくれてありがとう」【セトリ付き】
ORICON NEWS / 2024年5月26日 21時1分
韓国の13人組グループ・SEVENTEENが26日、横浜・日産スタジアムで日本スタジアムツアー『SEVENTEEN TOUR ‘FOLLOW’ AGAIN TO JAPAN』最終日を迎えた。デビュー9周年を迎えたこの日、日本最大級のスタジアムで4時間にわたって28曲以上を披露し、CARATと呼ばれるファン7万2000人を熱狂させた。
【LIVE写真】CARATから大歓声! 日産スタジアムを魅了したSEVENTEEN
2015年5月26日に韓国でデビューしたSEVENTEENは、S.COUPS(エスクプス)、JEONGHAN(ジョンハン)、JOSHUA(ジョシュア)、JUN(ジュン)、HOSHI(ホシ)、WONWOO(ウォヌ)、WOOZI(ウジ)、DK(ドギョム)、MINGYU(ミンギュ)、THE 8(ディエイト)、SEUNGKWAN(スングァン)、VERNON(バーノン)、DINO(ディノ)からなる13人組。誰一人欠けることなく9周年を迎えた。K-POPグループが日本最大級の日産スタジアムで単独公演を行うのは東方神起(2013・18年)に続き2組目となる。
LEDビジョンが上昇し、シルバーとブラックを基調としたきらびやかな衣装をまとった13人が登場すると、青空の下、7万2000人の歓呼の声が響き渡った。
ヒット曲「孫悟空(Super)」で幕を開け、それぞれの見せ場でメンバーが大映しにされるたびに黄色い歓声があがる。迫力あるバンド生演奏とファイヤーボールの演出のなか、気合いのこもった熱いパフォーマンスを繰り広げ、ファンもペンライトを激しく振りながら熱狂的な声援を送った。
昨年、足のけがで活動を休止していたS.COUPS(エスクプス)とJEONGHAN(ジョンハン)も3月から復帰し、13人完全体での大舞台。HOSHIは「きのうも日産でコンサートをしたのにもかかわらず、今もまだ信じられません。みんな来てくれてありがとうございます」と感激し、WONWOOは「残りのエネルギーを全部使うつもりです。いい時間を過ごしましょう」と呼びかけ。外周やムービングステージ、バックステージも活用し、アリーナ最後列や向正面のスタンド席も特等席となった。
楽曲制作から振付に至るまで、すべてメンバー自ら担当するセルフプロデュースグループとして日本でも人気を確立している。2022年に初のドームツアーを開催し、昨年末には『NHK紅白歌合戦』に初出場した。
3つのユニットに分かれているのも大きな特徴。ピンクと白の衣装に着替えたボーカルチームのJEONGHAN、JOSHUA、WOOZI、DK、SEUNGKWANは「Pinwheel -Japanese ver.-」「Dust」「Yawn」を歌い、心地よい美声をさわやかな5月の風に乗せて響き渡らせる。
繊細なバラードから一転、パフォーマンスチームのJUN、HOSHI、THE 8、DINOは黒一色の衣装で登場。色気あふれるダンスとともに「I Don't Understand But I Luv U」「HIGHLIGHT -Japanese ver.-」「Back 2 Back」で魅せる。
紫と黒の衣装をまとったヒップホップチームのS.COUPS、WONWOO、MINGYU、VERNONは炎の演出の中での「Fire」や「Back it up」「Monster」の3曲でラップを繰り広げ、観客をブチ上げた。
再び13人のステージに戻ると「HOME;RUN -Japanese ver.-」ではコミカルなダンスブレイクで盛り上がり、金銀のテープが舞う。「Left & Right」では左へ右へと外周に飛び出して自由気ままに歌って踊り、「Beautiful」ではHOSHIが「CARATちゃん」を連呼してCARATを一体化させる。
仲の良さが伝わってくるトークで沸かせたあとには、SEUNGKWANが「超めっちゃ好きな曲」という「April shower」へ。メンバーはそれぞれ、シャワーを浴びて髪をわしゃわしゃする振りをし、悲鳴に似た歓声が沸き起こった。デビュー記念日とあり、韓国デビュー曲「Adore U」と日本デビュー曲「CALL CALL CALL!」をファンと一緒に歌う一幕でも沸かせた。
HOSHIは「いつの間にか終盤に差しかかってきたんですが、今もこのステージに立っていることが夢のようです」と大感激。MINGYUは「次は2日間ではなく、4日間やろう!」と提案した。ファンのウェーブに感動したメンバーは「こんなに大きな会場でコンサートができることが光栄です」と伝えると、全員で手をつなぎ「9周年おめでとう!」と祝福しあった。
本編ラストは夜空に色とりどりの花火が打ち上げられるなか「HOT」で締めくくり。すると、会場はSEVENTEENの“誕生日”を祝うバースデーソングに大合唱となり、アンコールに突入した。ステージ裏で「皆さんの声の大きさでアンコールの長さが決まります」と煽って再び登場したメンバーは外周へと飛び出し、縦横無尽に動き回りながら「今 -明日世界が終わっても-」「Run To You -Japanese ver.-」「Together -Japanese ver.-」と日本語曲を連発した。
最後にメンバーは一人ひとりあいさつ。統括リーダーのS.COUPSは「9年もの間、僕たちSEVENTEENについてきてくれてありがとう」と感謝。「会社の人と話したんですが、日産よりもっと大きなところがあるんだって? 僕はそこにも行ってみたい」とさらなる野望も口に。楽曲制作の大黒柱のWOOZIは「これからも皆さんのために音楽を作ります」と約束し、「これからもずっと見守ってください」と呼びかけ。最年少のDINOは「これからも皆さんと一緒に歴史に残るアーティストになりたいです」と宣言すると、「CARATちゃん、愛してます」と伝え、客席に投げキッスの嵐を送った。
ラストは代表曲「VERY NICE」。会場中が飛び跳ね、グループカラーのローズクォーツ&セレニティカラーのテープが飛び交った。最後はメンバーが円になると、サイファーに突入。MINGYU、DINO、S.COUPS、VERNON、WONWOO、JEONGHAN&WONWOOが次々とフリースタイルダンスを披露していき、日産スタジアムが巨大誕生日パーティーとなり、華々しくフィナーレを迎えた。
本ツアーは、25・26日の日産スタジアム2daysと、18・19日に行われた大阪・ヤンマースタジアム長居公演をあわせて4公演計25.4万人を動員。最終公演は国内外に向けて生配信も行われた。
■『SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' AGAIN TO JAPAN』セットリスト
01. Super
02. DON QUIXOTE
03. CLAP
04. Don’t Wanna Cry
05. F*ck My Life
06. Rock with you -Japanese ver.-
07. Pinwheel -Japanese ver.-
08. Dust
09. Yawn
10. I Don't Understand But I Luv U
11. HIGHLIGHT -Japanese ver.-
12. Back 2 Back
13. Fire
14. Back it up
15. Monster
16. HOME;RUN -Japanese ver.-
17. Left & Right
18. Beautiful
19. God of Music
20. April shower
21. All My Love -Japanese ver.-
【CARAT TIME】
22. MAESTRO
23. HOT
【アンコール】
EN1. 今 -明日世界が終わっても-
EN2. Run To You -Japanese ver.-
EN3. Together -Japanese ver.-
EN4. Headliner
EN5. VERY NICE
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