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『虎に翼』大吉先生は気付いた! 感動的な伏線回収「初回もちゃんと新聞にタレが…」

ORICON NEWS / 2024年5月30日 8時38分

博多大吉 (C)ORICON NewS inc.

 俳優・伊藤沙莉が主演を務める、連続テレビ小説『虎に翼』(月~土 前8:00 NHK総合 ※土曜日は1週間の振り返り/月~金 前 7:30 NHK BS、BSプレミアム4K)の第44話が、30日に放送された。

【写真】寅子と優三の”新婚初夜” 並べた布団の上で…

 第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性を俳優・伊藤沙莉が演じ、彼女とその仲間たちが困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんの実話に基づく、リーガルエンターテインメントとなっている。

 第44話は、これまでの後悔と秘密をすべて打ち明けて、直言(岡部たかし)は安らかに亡くなった。寅子(伊藤沙莉)は何事もなかったように生活を続けようとする中、はる(石田ゆり子)は寅子にお金を渡す。花江(森田望智)もはるも悲しみを乗り越えるため、好きなことに使ったのだと言う。闇市をさまよい、優三(仲野太賀)と一緒に食べた焼き鳥を思い出す寅子。優三が自分にかけてくれた言葉がよみがえってくる…というストーリーだった。



 家族のため、悲しい気持ちに蓋をして無理矢理にでも前を向いていた寅子。しかし思い出の河原でかつて一緒に食べた焼き鳥を手にすると「分け合って食べるって言ったじゃない。必ず帰ってくるって言ったじゃない…」と本音が漏れる。この時に手にしていた焼き鳥の包み紙が、初回冒頭に描かれていた「日本国憲法」に関する記事が載った新聞紙だった。そして優三の言葉を思い出すと、寅子は堪えきれずに大粒の涙を流した。

 直後の朝ドラ受けでは、博多大吉が「第1話の最初のシーンに戻られた。あの川辺で新聞を見て、日本国憲法に気づくというシーンで始まったんです。慌ててBSで見て、NHKオンデマンドで見返しました。ちゃんと読んでる新聞に焼き鳥のタレがいっぱい付いてるんです」と細やかな演出に感嘆の声を漏らしていた。

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