2024年 おすすめのインターネット回線 広域企業、ドコモ光が初1位

顧客満足度の高い「インターネット回線」とは？（画像はイメージ)

　顧客満足度調査を実施する株式会社oricon MEは6月3日、「2024年 インターネット回線ランキング」として、北海道、東北、関東、甲信越・北陸、東海、近畿、中国、四国、九州・沖縄の「9地域」と、9地域中5地域以上でサービスを展開している企業を対象とした「広域企業」のランキングを発表。

おすすめのインターネット回線 広域企業ランキング

　広域企業では、【ドコモ光（株式会社NTTドコモ 本社：東京都千代田区）】が初の総合1位を獲得した。続いて2位には【NURO 光（ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社　本社：東京都港区）】が、3位には【auひかり（KDDI株式会社　本社：東京都千代田区）】、【楽天ひかり（楽天モバイル株式会社 本社：東京都世田谷区）】が同点ランクインとなった。

　「インターネット回線 広域企業ランキング』は、2021年の発表開始から今回で4回目。過去5年以内に光回線／CATV回線サービスに新規加入（他社からの契約変更含む）し、3ヶ月以上継続して利用している全国17,175人の回答を元にしている。

　今回初の総合1位となった【ドコモ光】は、評価項目別でも、全7項目中「加入・開通手続き」、「サポートサービス」、「付帯サービス」、「セキュリティ対策」の4項目で1位に。また部門別では、今回から初発表となる利用目的別「動画鑑賞」と住居別の「戸建て」、「マンション」でそれぞれ1位となったほか、家族構成別「1人暮らし」でも1位を獲得している

　実際の利用者からは、「回線が安定していて、価格にも見合うサービスだと思います。家族でWi-Fiを利用していても、速度に影響がないのが良いです（30代・女性）」、「悪いところがないしスマホプランとのセット割やポイントがたまること。スマホ料金とまとめて支払えること（40代・男性）」、「大手で信頼性の高さ。携帯とのセット割。請求書の一括化。地元にショップがありいつでも相談できる安心感（60代以上・女性）」といったコメントが良い点として寄せられている。

　なお2位の【NURO 光】は、評価項目別「通信速度・安定性」、「コストパフォーマンス」の3項目で1位。3位の【auひかり】は、「サポートサービス」、「帯サービス」での2位をはじめとする全7項目の評価項目別、利用目的別「動画鑑賞」をはじめ全5部門でTOP5入り。一方の【楽天ひかり】は、評価項目別「料金プラン」で1位を確認している。

【2024年 オリコン顧客満足度(R)調査　インターネット回線 広域企業ランキング】　

1位 ドコモ光 66.2点
2位 NURO 光 65.6点
3位 auひかり 65.3点
3位 楽天ひかり 65.3点
5位 SoftBank 光 64.5点
6位 J:COM NET（JCOM） 64.1点
7位 ビッグローブ光 63.8点

※7位までの発表となります。評価項目別、部門別ランキングは「オリコン顧客満足度(R)」公式サイトをご覧ください。

【調査概要】
■ランキング発表日：2024/06/03
■調査期間：2024/01/24～2024/02/19、2023/01/10～2023/02/03、2022/01/06～2022/01/26
■サンプル数：17,175人
■規定人数：500人以上
■調査企業数：23社
■定義：以下すべての条件を満たすインターネット回線
1)光回線／CATV事業者が提供するインターネット接続サービスのうち、個人向けの光回線／CATV回線に対応している
2)北海道／東北／関東／甲信越・北陸／東海／近畿／中国／四国／九州・沖縄エリアのうち、9地域中5地域以上でサービスを展開している
■調査対象者　性別：指定なし　年齢：18～84歳　地域：全国　　　
条件：以下すべての条件を満たす人を対象とする
1）過去5年以内に光回線／CATV回線サービスに新規加入（他社からの契約変更含む）を行った人
2）自宅で光回線／CATV回線でインターネットを利用している人
3）3ヶ月以上継続して利用している人
4）企業選定に関与した人
5）料金を把握している人
ただし、マンションで一括契約している人は除く

オリコン顧客満足度(R)ランキングは、実際にサービス・商品を利用したことがあるユーザーを対象に実施した「満足度調査」の結果。“満足を情報化する”を理念に、2006年より日本最大級の調査規模で展開している。多項目による調査を独自に行い、その結果をサイト上で発表。日本で流通しているサービスや商品に対して、消費者の選択を容易にすること、それらを提供する企業の成長に貢献することを目指している。