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新垣結衣×早瀬憩、映画『違国日記』“わかり合えなくても寄り添える”日常を切り取った本編映像

ORICON NEWS / 2024年5月31日 15時0分

高代槙生(新垣結衣)、田汲朝(早瀬憩)=映画『違国日記』(6月7日公開)場面写真(C)2024『違国日記』製作委員会

 俳優の新垣結衣と新人俳優の早瀬憩がダブル主演する映画『違国日記』(6月7日公開)の本編映像が解禁となった。不慮の事故で両親を亡くした田汲朝(早瀬)と、朝を引き取ることになった叔母の高代槙生(新垣)。それまで全く関わりがなかったふたりが、生活を共にする中で次第に距離を縮めていく様子が切り取られた心温まる2つのシーンを見ることができる。

【動画】映画『違国日記』本編映像

 原作は、『さんかく窓の外側は夜』など多くの人気作を生み出しているヤマシタトモコ氏の同名漫画。人見知りな30代女性と人懐っこい素直な15歳の少女。まったく性格も異なるふたりの交流を軸に、他人との関わり合いや大人が抱える正直な悩みを鋭くも優しい視点であぶり出し、惜しまれながら6年という連載期間を経て、昨年6月に最終回を迎えるタイミングで実写映画化が発表された。



 1本目の映像は槙生の家に朝がやってくるシーン。片付けが苦手な槙生の部屋は大量の本や物が乱雑に置かれ、常に整理整頓されていた両親と暮らしていた家とはまったく違う様相に愕然とする朝。そして、葬式の帰りに勢いで朝を連れて帰ってしまい、今になって現実にうろたえる槙生のぎこちない空気感がうかがえる。

 2本目の映像は朝が片付けをするシーン。「1人だと掃除する時間ないのかなって」と槙生を気遣う朝に対し「片付けが苦手で…」と答える槙生。しかし、槙生の姉・実里と真逆な姿に朝は「なんで苦手なの?大人はみんなきれい好きで掃除ができると思ってた」と驚いてしまう。15歳の朝が持っていた“大人像”から大きく逸れた槙生のリアルな姿を知ることで、また一つ距離が縮まっていく場面だ。

 どちらも互いの習慣や行動に驚きつつも、理解を深めていくという、作品のテーマを象徴する重要なシーン。それぞれが違う人間で、決して本当の意味では分かり合えないことを理解しつつ、時間をかけながらも次第にかけがえのない存在になっていく。2人の距離感の変化が本作の見どころとなっている。

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