80歳・関口宏『サンモニ』勇退「さみしい」 36年半「飽きなかった」
ORICON NEWS / 2024年5月31日 16時41分
タレントの関口宏(80)が『第61回ギャラクシー賞』内の第15回志賀信夫賞に輝き5月31日、都内で行われた贈賞式に出席した。
【写真】トロフィーを持ち思いを語る関口宏
受賞のスピーチで、関口は「すてきな賞をありがとうございました。気がついたら36年と6ヶ月やっておりました。やっている時は感じていませんでしたが、終わってみると長いですね(笑)。始まったのは昭和でございました。携帯電話もスマホもない。よく続いたな」としみじみ。
続けて「飽きっぽい性格なんですけど、これは正直な話飽きなかった。やりがいのある仕事だったのかなと。まとめて視聴者の方にお伝えする仕事が、やりがいを感じる仕事だったんだなと。番組に非常に感謝をしております」と呼びかけた。
1987年10月から今年3月まで36年半にわたって担当した『サンデーモーニング』について「ただ1週間をできる限りうまくまとめてお伝えすることに専念しておりましたから、それが日曜の朝に合っていたのかもしれないですね」とコメント。勇退後の生活について「ひとつ、BSで新しい番組始めたんですけど、穴がポカっと空いたのが埋まってません。まだ、テレビを見ると情報番組を見ちゃうんですね。どうやって扱えばいいかなと思って見るんですけど、もうやっていないのかと思うとさみしい」と率直な思いを口にしていた。
■受賞理由
関口宏さんは、1987年10月から今年3月まで36年半にわたって『サンデーモーニング』の司会を務められました。報道情報番組の単独司会としてはわが国最長、日曜朝の顔としてすっかりおなじみです。
その週のニュースとスポーツを個性的なコメンテーターとともにわかりやすく解説・分析するウィークリーマガジンというスタイルを自らが提案し、ともすれば難解になりがちな時事問題をここまでお茶の間に近いものに定着させたのは、豊富な知識と経験に裏打ちされた関口さんの絶妙なスタジオさばきと伝え方の工夫があってこそです。「硬派でありながら身近な報道情報番組」というジャンルを牽引し定着させた功績は志賀信夫賞にふさわしいものと言えます。
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