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原廣利監督、愛のある『あぶデカ』イジりにタジタジ デビュー翌月に2作目『朽ちないサクラ』公開「両方とも芯の部分にエンターテイメント性がある」

ORICON NEWS / 2024年6月3日 20時14分

愛のある『あぶデカ』イジりにタジタジになった原廣利監督 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の杉咲花が主演を務める映画『朽ちないサクラ』(6月21日公開)の完成披露上映会舞台あいさつが3日、都内で行われ、メガホンを取った原廣利監督が登壇し、出演した杉咲、萩原利久、豊原功補、安田顕らとトークを行った。

【集合ショット】桜色のうちわに囲まれ…シックな衣装で登場した杉咲花、萩原利久ら

 本作は柚月裕子氏の同名小説(徳間文庫)を原作とした“警察サスペンスミステリー”。県警の広報職員という、本来は捜査する立場にない主人公・森口泉(杉咲)が親友・津村千佳役(森田想)の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相と次第に浮かび上がる公安警察の存在に迫っていく。

 原監督は現在公開中の映画『帰ってきた あぶない刑事』で監督デビュー。その翌月に2作目が公開されるという目まぐるしいスケジュールとなっており、一連の捜査に乗り出す県警捜査一課を指揮する梶山浩介役の豊原が本作の見どころを「『あぶデカ』に負けない刑事魂ですね」と語るなど、共演者らからの愛のあるイジりも投げかけられた。



 MCから同じ“刑事モノ”について聞かれると、原監督は「『あぶデカ』とは真逆のテイストですよね。向こうはポップな雰囲気もある中で、こっちは完全に骨太なミステリー。あまりに真逆なので、よくインタビューでも『情緒はどうなっているんだ』とよく言われます(笑)」と苦笑い。

 しかし「どちらも力を入れて撮らせていただいた」と誇り、「まったく違うテイストの作品になっていますが、両方とも芯の部分には“エンターテイメント性”があると思っています」とアピールした。

 イベントにはこのほか、原作者・柚月裕子氏も登壇した。

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