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小学館『セクシー田中さん』調査報告書を公表「ドラマ制作過程やSNS投稿に関わる事柄を調査、検証」

ORICON NEWS / 2024年6月3日 15時7分

小学館(C)ORICON NewS inc.

 小学館が3日、日本テレビ系ドラマ『セクシー田中さん』の原作者・芦原妃名子さんが急逝した一連の問題について、特別調査委員会による調査報告書を公表した。

【画像】芦原妃名子さん死去で「強い悔恨」 寂しいです…小学館編集者のコメント全文

 公表にあたって、小学館は「漫画家の芦原妃名子先生がご逝去されたことについて、改めて、先生の多大な功績に敬意と感謝の意を表するとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。 また、ご遺族の方々にも深く哀悼の意を表します。 この調査報告書は、芦原先生の作品『セクシー田中さん』が映像化された後に先生が亡くなられたことを真摯に受け止め、ドラマ制作過程やSNS投稿に関わる事柄を調査、検証したものです」と表明。



 続けて「 調査、検証にあたっては、作家の皆様よりお預かりした作品を映像化する際に、作家の皆様により安心して臨んでいただき、執筆・作画に集中していただけるようにするために弊社は何をすべきか、という観点から、事実を把握し改善策を提示することを目的としました。 なお、関係者個人のプライバシーに配慮して個人名を伏せ、センシティブな情報については記載を控えております」と記した。

 小学館の公表に先駆け、5月31日には、日本テレビが社内特別調査チームによる調査結果を公表。社内特別調査チームは、2月23日から調査を開始。公開された90ページにおよぶ報告書では、制作・放送過程における関係者の認識齟齬やミスコミュニケーションの発生と理由、原作者と制作サイド間の信頼関係が失われた理由、原作者による制作サイドへの不信が招いた決定的なトラブル、日本テレビの制作体制等に関する問題意識などの調査結果を示し、今後へ向けた提言を行った。

 昨年10月クールに放送されたドラマ『セクシー田中さん』は、ドラマ終盤の脚本を芦原さん自身が執筆した。これに対する反響などを受け、今年1月26日、芦原さんは自身のXに「今回のドラマ化で、私が9話・10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った」経緯を長文で投稿。文章は小学館と事実確認したとするもので、自身の原作への思いとともに、ドラマ制作前に「必ず漫画に忠実に」などの条件を確認するも、「当初の条件は守られず」と説明し、「最後となりましたが、素敵なドラマ作品にして頂いた、素晴らしいキャストの皆さんや、ドラマの制作スタッフの皆様と、『セクシー田中さん』の漫画とドラマを愛してくださった読者と視聴者の皆様に深く感謝いたします」と結んでいた。

 28日には同投稿を削除し、「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」と記した。同内容を掲載していたブログにもアクセスできなくなった。29日に死去が報じられた。

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