NiziU、初のファンミーティング開幕 似顔絵や運動対決、客席大接近にWithU歓喜

初のファンミーティングを開催したNiziU　撮影：河村美貴（田中聖太郎写真事務所）

　9人組ガールズグループ・NiziUが1・2日の両日、Kアリーナ横浜で自身初のファンミーティング『NiziU Fan Meeting with U 2024Nizi“U”niversity』をスタートさせ、WithUと呼ばれるファンを魅了した。

【写真8点】大学の学園祭がテーマ　NiziU初のファンミーティング

　メンバー自身も長ら熱望していたというファンミーティングでは、普段のライブとは一味違う内容で展開。タイトルどおり大学を舞台とした学園祭をテーマとし、ステージセットや映像など、随所にキャンパスの要素が散りばめられた。

　オープニングでは、レトロなスクールバスのセットの前に座ったメンバー９人が登場。３月に配信リリースされた「SWEET NONFICTION」で幕を開けると、弓矢を放つ“キューピッドダンス”を披露した。その後もNiziU初の春うた「Memories」、韓国デビュー作『Press Play』収録曲「Lucky Star」でも会場を沸かせた。

　キャンパスルック調の衣装に着替えたメンバーは「普段のライブより、もっとWithUのみなさんに近づいていきたいです！」（MAKO）、「全力で楽しんでいきましょう!!」（RIO）と呼びかけ。

　司会の古家正亨氏を迎えると、3チームに分かれて「部活動」にちなんだ企画に挑戦していった。

　“放送部”の企画では、メンバーがレポーター、アナウンサーに挑戦。それぞれ意外な才能が明らかになった。“美術部”の企画では、NiziUと関係深いとある人物の似顔絵勝負で会場の爆笑をさらう。

　“運動部”企画では、オフィシャルキャラクター・NIZOOも参加し、運動対決で会場の熱気を高め、“合唱部”では「9 colors」を来場のファンとともに合唱。“ダンス部”では２チームでのダンスパフォーマンスを披露して沸かせた。

　テーマに沿ったWithUと撮影する“ミッション”企画では、メンバーがステージからアリーナへ降りて客席に大接近。ふだんよりももっとファンの近くへ行くファンサービスも行い、ところどこ絶叫のような大歓声が上がるほど、サプライズな内容となった。

　2日公演では、前出の「SWEET NONFICTION」が主題歌となった映画『恋わずらいのエリー』劇中シーンの“演技”企画もあり、同作で役者デビューしたNiziUの芝居が観ることができる貴重なシーンもあった。

　会場には同作主演の原菜乃華と主要キャストの綱啓永、監督の三木康一郎氏も来場しており、NiziUの演技を温かく見守っていたことも明らかに。ファンミーティングを観覧していた３人がスクリーンに映し出されると、メンバーは動揺しながらも、久しぶりの再会を喜んだ。

　ゲームやトークの企画を終えると、再びライブパフォーマンスへ。「HEARTRIS」「Make you happy」などの人気曲を続々と披露した。

　約３時間のファンミーティングを終え、「ふだんのライブよりもぐっと近い距離で楽しかったです！WithUと私たちだけの空間で、みなさんの愛を感じることができました！」（MAYA）とメンバーは口々に喜んだ。

　ファンミーティングは、7月27・28日に大阪城ホールでも開催。その直前の24日には1st EP『RISE UP』をリリース