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中村萬壽&中村時蔵&中村梅枝、名前変わり心境「電話がかかってると…」「まだ時間が掛かる」

ORICON NEWS / 2024年6月5日 12時42分

名が変わった心境について明かした(左から)六代目中村時蔵、五代目中村梅枝、初代中村萬壽(C)ORICON NewS inc.

 歌舞伎俳優の初代中村萬壽(69)、六代目中村時蔵(36)、五代目中村梅枝(8)が5日、都内で関西・歌舞伎を愛する会結成四十五周年記念 大阪松竹座『七月大歌舞伎』の取材会を開いた。

【集合カット】先日襲名を発表した中村萬壽、時蔵、梅枝ら

 東京・歌舞伎座『六月大歌舞伎』(1日開幕)で中村時蔵(なかむら・ときぞう)が初代中村萬壽(なかむら・まんじゅ)、時蔵の長男・中村梅枝(なかむら・ばいし)が六代目中村時蔵をそれぞれ襲名し、梅枝の長男・小川大晴が五代目中村梅枝として初舞台を踏んだ。

 萬壽は、自身が初めて「萬壽」と実感したのは先月28日に行われた祝幕のお披露目の会見だったそう。「自己紹介です。『萬壽でこざいます』と初めて萬壽と名乗ったなと思いまして。萬壽になったなと思いました」としみじみ。「やっぱり今でも電話がかかってると『時蔵です』って言っちゃうんですよね(笑)。慣れるまではちょっと時間かかると思います」と明かしていた。また、初日は萬壽のサインを求められたそう。「実は梅枝から時蔵になった時もサインをしたんです。慣れてなくて梅枝と失敗することがあった(笑)。今回はなるべく時蔵って書かないようにしました」と明かすた。



 時蔵も同じ心境だそう。この日の会見でも、時蔵への質問に萬壽が反応してしまうハプニングが。時蔵は「まだまだ慣れないですね。今、父も(笑)。まだ時間が掛かるかなと思います。今、父も申しましたけれども、サインを書く時に『中村』と書いて、『梅』を書きそうになるんです。どうしても(笑)。これからかなという気はいたします」としていた。梅枝は「梅枝って呼ばれるようになったから、梅枝になったかなと思います」と返して笑わせた。

 大阪の公演の思い出も。夏の風物詩「船乗り込み」が思い出に残っているそう。萬壽は「船乗り込みは、昔は臭くてね(笑)。なんだ、これは、と。上に高速道路があるところはお客さんも、そういないもので飛ばすんですね。そしたら、水しぶきがあがってきて…」と苦笑いしながらも「だんだんキレイになりまして。道頓堀もキレイに。皆様が喜んで船乗り込みを見てくださるので、こちらとしては励みになります」と口にした。時蔵は「父の時代の臭かった時は知らないので」と笑いつつ「大阪の道頓堀の船乗り込みはお客さんが近いので好きです。皆さん歓迎してくれますので」と笑顔。今回は3人とも乗り込む予定。時蔵が「落ちないように気をつけてください。元気よくやりましょう」と話し、梅枝は「はい!」と元気よく返していた。

 関西・歌舞伎を愛する会結成四十五周年記念 大阪松竹座『七月大歌舞伎』は、7月1日~24日まで大阪松竹座で。

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