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「子どもの指が壊死しかけた」思わぬ原因で赤ちゃんの手の指が1.5倍に…、注意喚起に大きな反響

ORICON NEWS / 2024年6月5日 8時0分

「3ヶ月児、夜間救急外来いった 指が壊死しかけた」という投稿がSNSで話題に(写真はイメージ)

 「子どもの指が壊死しかけた」という注意喚起のX(旧Twitter)への投稿に284.4万表示、8100いいねの反響が。この投稿をしたのは生後3ヵ月の赤ちゃんを育てる、ぽめお(@po_me_o_)さんだ。糸のようなものによって、お子さんの手の指が1.3〜1.5倍に腫れてしまったという。ぽめおさんのポストに「大事にならなくて何よりでした」「ほんと育児は大変だ」と心境を慮るコメントが寄せられた。改めて当時の状況について聞いた。

【画像】閲覧注意! 放っておいたら壊死していたかも…赤ちゃんの指に一体何が?

■経験者からも多数のコメントが、原因の多さに衝撃

 注意喚起の投稿として大きな反響があった同ポスト。ぽめおさんによると、夜にお子さんの指の1本がぱんぱんに腫れ、その真ん中を細い糸がギューッと強くまいたような状態になっていることに気づいたという。指先は真っ赤、糸のようなものが巻き付いた部分の奥からは血がにじんで、膿が固まっている様子だった。



 慌てて救急安心センター(#7119)に電話をするが、お子さんの「機嫌が悪くない」「手足も冷たくない」「下が紫になったりもしていない」という点から、明日の受診でとの判断を告げられた。電話を切った後も不安だったため、夫婦間で話し合った結果、近隣の病院を#7119に紹介してもらい受診することに。看護師さんに患部を見てもらうと、「なんだこりゃ」と驚かれ、先生につないでもらい処置をしてもらったそうだ。

――「注意喚起」と書かれていたこともあり、多くの方に投稿が届きました。大変な状況だったかと思いますが、この投稿をしようと思った理由を教えて下さい。

「なるべく多くの方にこの怪我やその原因について知ってもらい、対策やより早い処置をとってもらうことで、悲しい思いをする方が1人でも少なくなればと思い、ポストしました。この怪我は、処置が遅れると患部が壊死する可能性もあるものだそうです。しかし、現状としてこの怪我やその原因、そしてどのように対処した方がいいのかは、あまり認知されていないように感じています」

――ぽめおさんの丁寧な説明がたくさんの人に注意喚起として伝わったかと思います。

「私自身、自らの目でみて只事ではないと判断したにも関わらず、#7119(救急安心センター)からの『受診は明日で良い』との助言を聞き、『今ではなく、もっと様子を見た方がいいのかな…?』と一瞬心が揺らいでしまいました。

 しかし、実際に病院にいって処置をしてもらったあとに、医師から『一旦できることはしたけど、もし今夜指先が黒くなったらすぐに戻ってきて! 一晩しっかり注視していてね』と伝えられました。処置をした上でも一晩で大きく状況が変わる可能性があるなら、処置をせずにいた場合はどうなっていたのか…と、ゾッとしました」

――“一瞬の心の揺らぎ”に惑わされず行動できたのがよかったですね。

「原因も様々で、どの家庭でも起こりえる可能性があるにもかかわらず、大事に至りやすく、気がついたらなるべく早く処置をした方が良い怪我です。それが他の家庭で起こってしまった際、少しでも対応の判断材料になればと思い、今回発信させていただきました」

■原因の多さに衝撃、どの家庭でも起こり“完璧”な対策をするのは難しい

――反響についての感想をお聞かせください。

「子どもの安全に関わる内容なので、1人でも多くの方のもとに情報が届いたのであれば、うれしいです。怪我や事故は、知っているだけで対策やより適切な処置がとれるものだと思うので、再発防止に役立てば良いなと思います」

――同じような経験をした方からもコメントなどが寄せられていましたね。

「ロンパースや柄もの靴下、ソファの縫い糸が原因で同様のことが起きたと聞き、あまりの原因の多さに衝撃を受けたと同時に、“完璧”な対策をするのは難しいのではないかと頭を抱えました。

 また、足の指で同様のことが起きたというお話が多く、足の指は普段まじまじとチェックしない部位だったので、子どもの安全を守るには、言葉通り“頭の先から足の先まで”チェックが必要だな、と感じました」

――改めて、お子さんの状況はいかがですか?

「現在は回復しております。当日以外で2度の通院が必要でした。翌朝、再度病院で診てもらい、糸がとりきれたかどうかを確認してもらいました。2度目は翌週に傷が回復したかどうか、糸が残っていなさそうかの最終確認をしてもらいました。また、自宅での処置として、患部を清潔に保ち、処方された薬をぬって、包帯を一日1、2回交換していました」

――今回のことで、お医者さんの診断や話を聞いて、ぽめおさんが改めてお子さんを育てる中で注意しなければいけないな、と思ったことを教えてください。

「お医者さんからは、『子どもは髪の毛を触ったか? 布類を握っていたか?』など聞かれ、怪我が起きた際、そのような状況にはなかったのですが、改めてそれらには気をつけようと思いました。お医者さんの診断の話とは少し話がズレるのですが、この怪我は赤ちゃんに起こりやすいものだと知り、#7119よりも、『こども医療電話相談』の#8000 に電話をした方が、よりスムーズに医療に繋がることができたのではないかと思い、反省しました」

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