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鈴木おさむ氏、放送作家引退で子どもとの関係に変化「言葉が入ってくるようになった」

ORICON NEWS / 2024年6月4日 20時43分

子どもとの関係変化を明かした鈴木おさむ (C)ORICON NewS inc.

 元放送作家の鈴木おさむ氏が4日、都内で行われた第43回ベスト・ファーザー『イエローリボン賞』受賞式に登壇した。3月末をもって、32年間続けた放送作家を引退した鈴木は「頑張っているお父さんなんて何百万人いるなかで僕でいいのかな。仕事を辞めたタイミングでいただけたのは意味があるんだろうな、とありがたい気持ちでいっぱい」と喜びを語った。

【写真】スポーツ部門は内田篤人が受賞!ビシッとスーツ姿で登場

 現在はスタートアップ企業を支援する企業の代表に就任。「次のことに向け進んでおりますが、書き物がなくなって日々の会議がなくなって『顔が違う』『肌が違う』『ツヤができた』と言われます。(子育てでは)いろいろな行事があり、いろいろ余裕を持って時間を作ろうと思います」と意欲を見せる。



 また「この2ヶ月は忙しかったけど、一緒にいる時間も増えてきて、前は家にいても書き物や原稿のことで頭いっぱいで話を聞いていないと妻に怒られていた。言葉が入ってくるようになった。子どもが話しかけても自分に届いてなくて理解していなかった。そこが違いますね」と子どもとの関係にも変化が生じたという。

 一方で「息子は仕事を辞めるというニュースを見たようで、ゲームが買えなくなるのでと思ったらしく、仕事を辞めないように説得されました」とほほ笑ましいエピソードも明かしていた。

 表彰時には息子・笑福くんからもらったハグ券、マッサージ券の写真をお披露目。「今まで生きてきたなかので絵の具が24色だとしたら、臆病にもなりますしうれしいだけではないけど今は40、50色に増えている」と彩り豊かな毎日に感謝していた。

 学術・文化部門として元放送作家の鈴木氏、芸能部門としてタレントで気象予報士の石原良純、スポーツ部門として元プロサッカー選手・内田篤人が表彰された。このほか、政治・経済部門としてサイボー代表取締役社長・飯塚榮一氏、タキイ種苗代表取締役会長・瀧井傅一氏、大和ハウス工業代表取締役社長・芳井敬一氏が参加した。

同時にベストネクタイストを石原と芳井社長、スマイルひまわり賞を内田が受賞した。

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