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綾瀬はるか、“今までに見たことのない”姿に期待高まる映画『ルート29』ティザービジュアル&特報解禁

ORICON NEWS / 2024年6月5日 7時6分

映画『ルート29』(11月公開)ティザービジュアル(C)2024「ルート29」製作委員会

 俳優の綾瀬はるかが主演を務める映画『ルート29』(読み方:ルートニジュウキュウ)が11月に公開されることが決まり、ティザービジュアルと30秒の特報映像が解禁となった。

【動画】映画『ルート29』30秒特報映像

 デビュー作『こちらあみ子』(2022年)で数多くの賞を受賞した森井勇佑監督の2作目。綾瀬が演じるのは、清掃員として働く女性。風変わりな女の子との旅を通して、空っぽだった心が満たされていく変化を見事に演じきった。

 ティザービジュアルでも、「あなたを探していた」というキャッチコピーと共に風のように走り抜ける綾瀬の姿がクローズアップされ、「今までに見たことのない」彼女の姿に期待が高まるような躍動感あふれるビジュアルとなっている。



 特報映像は、綾瀬演じるトンボが、大沢一菜ふんするハルに「あなたを探しとった」と告げる顔のアップのシーンからはじまる。そこからどこかに向かってひとり、美しいフォルムで走っていくトンボ。「お前は今日からトンボな」というハルのセリフで、トンボはあだ名ということがわかる。

 「わたしな、ずっとひとりだった。ひとりで平気だった。でもな」というトンボの台詞に、ハルが呼びかけるさまざまなトーンの「トンボ」のかけ声をクロスオーバーさせ、トンボのからっぽだった心が次第に満ちていくようなエモーショナルな感覚を表現。顔じゅうにテープを貼る小さないたずら、森の中の川べりでこちらに向かって手を振るハル、鳥取砂丘から海を眺める2人の小さな背中など、2人が過ごした、短くも濃密な夏の1ページがメロディアスな音楽に乗せて綴られる。

 トンボは旅を通してどんな人たちと出会うのだろうか。そして最後に見せるトンボの表情は、どんな人たちと出会い、どんなことが待ち受けているのか、期待が高まる映像となっている。

 本作は、詩人・中尾太一の『ルート29、解放』(書肆子午線)からインスピレーションを受けた森井監督が、姫路から鳥取を結ぶ一本道の国道29号線を約1ヶ月間旅をして自ら脚本を完成させた。他者と必要以上のコミュニケーションを取ることのできないひとりぼっちの主人公・トンボ(本名はのり子)が、風変わりな女の子ハルを連れて旅に出ることにより、奇妙な人たちと出会うことや、少しづつ深まるハルとの絆によって、空っぽだった彼女の心に喜びや悲しみの感情が満ちていくことを描くロードムービー。

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