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ティム・バートン監督の新作『ビートルジュース ビートルジュース』ヒロインは『ウェンズデー』のジェナ・オルテガ

ORICON NEWS / 2024年6月6日 7時19分

ティム・バートン監督×マイケル・キートン『ビートルジュース ビートルジュース』9月27日公開 (C)2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

 『チャーリーとチョコレート工場』、『アリス・イン・ワンダーランド』のティム・バートン監督の最新作『ビートルジュース ビートルジュース』(原題:BEETLEJUICE BEETLEJUICE/配給:ワーナー・ブラザース映画)が9月27日に日本で劇場公開されることが発表され、第1弾日本版予告とティザービジュアルが解禁された。本作のヒロインとして、Netflixシリーズ『ウェンズデー』で世界中を虜にしたティム・バートンワールドの新ミューズ、ジェナ・オルテガ(21)が出演している。

【動画】映画『ビートルジュース ビートルジュース』第1弾日本版予告

 本作は、ティム・バートンワールドを世に知らしめた原点のひとつとも言える『ビートルジュース』(1988年)の35年後を描くホラーコメディ。ディズニースタジオのアニメーターとしてキャリアをスタートさせたバートンは、短編2本、長編1本(すべて日本劇場未公開)の監督を経て、30歳で『ビートルジュース』を監督し、自身初の全米初登場No.1を獲得。4週連続No.1、11週連続TOP10入りの大ヒットを記録し、「第61回アカデミー賞」メイクアップ賞を受賞。名実ともにハリウッドのヒットメーカーの仲間入りを果たすと、ビートルジュース役のマイケル・キートンと再びタッグを組んだ『バットマン』(1989年公開)で一気にその名を世界に轟かせた。



 ちなみに、『ビートルジュース』は1988年12月10日にティム・バートン監督作品として初めて日本で劇場公開された記念すべき“日本デビュー作”であり、当時、人気絶頂の漫才師だった西川のりお(73)を日本語吹替版のビートルジュース役に起用。アドリブで自身のギャグ「ツッタカター」を入れるなど、“映画史に残る伝説の日本語吹替版”として映画ファンの間では語られている。

 主人公のビートルジュース(マイケル・キートン)は、死後の世界で “人間怖がらせ屋” を営む推定年齢600歳のお騒がせ者。普段は死後の世界にいるが、名前を3回呼ばれると人間界に現れ、人間を怖がらせて家から追い払う、いわば地縛霊や座敷わらしのような存在だ。つまり、口に出してはいけない名前なので、まさに死後の世界の“A.R.E.”。

 前作『ビートルジュース』では、再婚した両親とともに新居に引っ越してきたディーツ家の1人娘で霊能力を持つリディア(ウィノナ・ライダー)が、ビートルジュースを人間界に呼び出してしまったことがきっかけで、新居からディーツ家を追い出そうとするビートルジュースによる幽霊騒動が起こる。そんなビートルジュースの長年の願いは、死後の世界から人間界に移り住むことなのだが、その方法はたった1つ、「人間と結婚すること」。彼は霊能力があり自分を怖がらないリディアに目をつけ、結婚を迫るも宣誓の直前で未遂に終わり、死後の世界に逆戻りするハメになった。

 最新作『ビートルジュース ビートルジュース』では、35年の時を経て母親になったリディアと1人娘のアストリッド(ジェナ・オルテガ)が騒動に巻き込まれる。相変わらず死後の世界で “人間怖がらせ屋” を営むビートルジュースだったが、実は彼には死後の世界に妻がいた!?身体をバラバラにされて何百年にもわたり封印されていた元妻・ドロレス(モニカ・ベルッチ)が復活し、ビートルジュースへの復讐を誓い、彼の捜索を始める。

 ドロレスの復活を知ったビートルジュースは復讐を恐れ、なんとかして人間界へ逃げ出そうと、今度こそリディアとの結婚を画策する。そんな中、1年で最も不気味なことが起こるとされるハロウィンの夜に事件が起きる。リディアの1人娘アストリッドがひょんなことから死後の世界に囚われてしまう。なんとかして娘を救い出したいリディアは、最終手段としてビートルジュースに助けを求めることに。図らずもハロウィンの夜にビートルジュースとリディアはお互いを必要とする状況になってしまう。

■第1弾日本版予告のナレーションは杉田智和

 今回解禁された第1弾日本版予告では、ビートルジュースの名前を口にする娘のアストリッドにリディアが「2度とその名前を言わないで!」、「やめなさい!」とキツく注意するシーンがあるが、アストリッドが3回名前を言った次のシーンではビートルジュースが屋根裏部屋に現れ、なにやら騒動の予感が。

 一方、予告の後半ではビートルジュースの元妻・ドロレスが「ビートルジュースはどこ?」と死後の世界で探し回っているシーンとともに、ドロレスの復讐から逃れたいビートルジュースがリディアを口説いているシーンもあり、騒動の展開が気になるところ。

 今回ナレーションを務めるのは、高い人気と実力を誇る声優の杉田智和。アクションコメディの傑作『銀魂』の主人公・坂田銀時で培われた抜群のコメディセンスを余すことなく発揮し、観る者をダークなバートンワールドへと誘う。ビートルジュースへの復讐に燃えるドロレス、今度こそリディアと結婚して人間界へ逃げ出したいビートルジュース、1人娘を死後の世界から救い出したいリディア、はたして3人の思惑はハロウィンの夜にどんな結末を迎えるのか。

■ティム・バートンワールドを彩るキャスト陣

 キャストは、前作から引き続き主人公・ビートルジュースを演じるマイケル・キートン(72)に加え、キャサリン・オハラ(70)がリディアの母親・デリアを演じ、当時16歳だったウィノナ・ライダー(52)が娘を持つ母親になったリディアを演じる。

 リディアの1人娘アストリッドを演じるジェナ・オルテガは、すでに10年以上のキャリアを持つが、バートン監督が製作総指揮/監督を務めたNetflix『ウェンズデー』のヒロイン・ウェンズデー・アダムスに抜てきされて大ブレイク。2024年5月末現在、インスタグラムのフォロワーは3849万人、世界中の若者から絶大な支持を受け、ファッションブランド「Dior」のアンバサダーも務める。

 『ウェンズデー』では、ドラマの人気もさることながら、自らが振り付けし、劇中で披露したクセ強の“ウェンズデー・ダンス”が一気に拡散し、レディー・ガガやマドンナが自身のSNSで披露するほど社会現象に。本作にもダンスシーンがあるのか気になるところだ。

 そして、物語のカギを握るビートルジュースの元妻・ドロレスを演じるモニカ・ベルッチ(59)は、バートン作品初出演にして、バラバラにされた身体をホッチキスで全身を繋ぎ合わせた、まさにティム・バートンワールドを体現したキャラクターを演じる。そのほか、リディアの婚約者・ローリーをジャスティン・セロー(52)、ドロレスとともにビートルジュースを追うウルフをウィレム・デフォー(68)が演じる。

 本作は、IMAXとDolby Cinema(ドルビーシネマ)での上映がすでに決定している。今年の秋は、ティム・バートン監督最新作にしてティム・バートンワールドのすべて詰まったハロウィン史上最大のお騒がせホラーコメディが話題になりそうだ。

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