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「子どもプログラミング教室」利用実態調査、通う子どもがよく遊ぶゲームは“マイクラ”

ORICON NEWS / 2024年6月29日 17時0分

子どもプログラミング教室に「学ぶ子の家庭の平均世帯年収」「通う子どもがよく遊ぶゲーム」:「子どもプログラミング教室」利用実態調査(2024年 オリコン顧客満足度(R)調査)

 顧客満足度調査を実施する株式会社oricon MEは、6月3日に発表した「2024年 子どもプログラミング教室ランキング」と併せ、その利用実態についての調査結果も発表した。

【2024年】おすすめの子ども向けプログラミング教室

 調査は、過去4年以内に対象の教室に未就学児(4歳以上)または小学生の子どもを通わせたことのある、20~69歳までの全国の保護者661人(調査期間:2024年3月1日~3月21日)の回答をもとに集計。通い始めた時期の子どもの学齢や男女比、通わせている理由から、家庭の世帯年収などについても訊いている。

■1.通い始めたときの子どもの学齢、「小学1年生」が最多23.9%
 「子どもプログラミング教室」に通い始めたときの「子どもの学齢」は、「小学1年生」が23.9%と最も多く、次いで「小学3年生」の16.6%、「小学2年生」の13.6%と続き、半数以上が小学校低学年で通い始めていることがわかった。



■2.子どもの男女比、男児が7割超え
 「子どもプログラミング教室」に通っている(いた)「子どもの性別」については、「男の子」が75.9%、「女の子」が24.1%で、男の子の割合が多い状況となっている。

■3.家庭の世帯年収は、平均より高めの約934万円
 「子どもプログラミング教室」に通っている(いた)子どもの家庭の「世帯年収」について訊いてみたところ、「わからない・答えたくない」を除き、「1,000~1,200万円未満」が最多の11.6%を記録、平均世帯年収は「約934万円(※1)」となった。

※1.平均値は、各選択肢の中央値(100~200万円未満であれば150万円)を代表値として算出

 厚生労働省の「2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況」によると、「児童のいる世帯の平均世帯年収」は「785万円」であることから、「プログラミング教室」に通っている(いた)子どもの家庭の世帯年収は、平均よりも高めであることが伺える結果となった。

■4.仕事や日常でプログラミング言語を扱う親の割合は31.6%
 「プログラミング教室」に通っている(いた)子どもの家庭環境を把握するため、「両親のどちらかがプログラミング言語を仕事や日常生活で扱っているか」についても訊いてみた。結果、31.6%が「プログラミング言語を扱うことがある」との回答が得られた。

■5.通わせている理由は「子どもが通いたいと言ったから」が最多45.5% 「将来に備える」も上位に

 「子どもプログラミング教室」に通わせている(いた)理由については、「子どもが通いたいと言ったから」が45.5%と最も多く、「将来、仕事や趣味でできることの幅を広げてほしいから」の42.8%が続く結果に。また「学校での必修化に備えてプログラミング学習に触れてほしいから」(35.6%)、「物事の段取り力(論理的思考や判断力)を身に付けてほしいから」(35.4%)、「子どもがゲーム好きだから」(35.2%)といった理由も上位に食い込んでいる。

■6.子どもがよく遊ぶゲーム、マリオ、ポケモンおさえ 、“マイクラ”が最多の 51.9%
 「子どもプログラミング教室」に通っている(いた)子どもがよく遊ぶゲームタイトルは、「マリオシリーズ」の48.7%、「ポケモンシリーズ」の35.9%をおさえ、“マイクラ”として親しまれている「マインクラフト(Minecraft)」が最多の51.9%に。プログラミング教材としても活用されている同ゲームの人気の程が伺える結果となった。

■7.「プログラミング能力検定(※2)」の受験意向、「受験した」&「受験予定」 で過半数の52.3%に
 各種「プログラミング能力検定」の受験経験の有無について、「プログラミング教室」に通っている(通っていた)子どもの受験経験は34.9%に。「今後、受験する予定」の17.4%と合わせると、過半数の52.3%が「プログラミング能力検定」の受験を視野に入れていることがわかった。

 なお受験の主な理由には、「資格取得の勉強の経験や取得したときに自信がつくから(30代・女性)」、「子どもの将来のため(30代・男性)」、「親の主観的な評価ではなくて、客観的な評価がほしかったから(30代・女性)」、「ジュニアプログラミング検定のゴールドまで取ると履歴書に記載出来るレベルになると聞いたから(40代・女性)」、「教室で行われる検定だったから(40代・女性)」、「教室での目標が検定受験だから(40代・女性)」などの回答が寄せられた。

※2.「プログラミング能力検定」とは、2020年にスタートした受験年齢不問の検定試験。2023年には渋谷区教育委員会が渋谷区内の全校(区内の全26小・中学校)に導入し注目された。そのほか「ジュニアプログラミング検定」などがあり、各種検定を受ける子どもたちへのサポートを行う教室も増えているという。

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