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小島秀夫×ジョージ・ミラー監督による『マッドマックス:フュリオサ』ネタバレありの解説動画公開

ORICON NEWS / 2024年6月7日 7時9分

映画『マッドマックス:フュリオサ』ジョージ・ミラー監督、小島秀夫氏

 ジョージ・ミラー監督の『マッドマックス:フュリオサ』(公開中)より、「DEATH STRANDING」「メタルギアソリッド」シリーズを創造し、国内外の多くの著名人やクリエイターに熱狂的なファンを抱える世界的ゲームクリエイターの小島秀夫氏と、1979年の『マッドマックス』シリーズ誕生から世界中に多くの影響を与えてきたジョージ・ミラー監督、ふたりの“天才”対談が実現。その模様を収録した動画が「ワーナー ブラザース ジャパン公式YouTubeチャンネル」にて公開された(※この動画には本編映像や本編内容のネタバレが多く含まれていることを了承の上、映画鑑賞前の視聴にはご注意ください)。

【動画】ジョージ・ミラー監督×小島秀夫対談動画



 あらゆるメディアやSNSで「ジョージ・ミラーは僕の“神”」と公言するほど誰よりも深い“マッドマックス愛”を持つ小島氏は、約7年ぶりの直接の対面に、当初の時間を延長して最新作『マッドマックス:フュリオサ』の魅力や制作の裏側について熱く語り合った。

 憧れのミラー監督と久々に再会した小島氏は少年のように目を輝かせると、「演出がうますぎる!いつも常に勉強させていただいています。せりふなしで映像で全て見せてくれるというのが、観客と作り手のリズムというか…」と、作品のディテールについて大絶賛。

 対するミラー監督は、小島氏の深い考察と、クリエイターならではの視点に驚嘆の声を上げると、映画について監督ならではの持論を展開。映画制作を“タペストリー”に例えた。「映画全体にわたり糸を通していくわけです。映画についての比喩の一つには、視覚的音楽だというものがあります。また、全体の模様を作るモザイクアートでもあると言われます。私が好きな比喩は“映画はタペストリーである”というもので、糸を通して絵を描いていくというものです。物語を通して糸をたどっていくとタペストリーの絵が見えてくるのです」と、ディテールの全てが物語全体に糸を通すように重要であると語った。

 そして小島氏は、フュリオサの腕や髪の毛の変化を通じて、彼女の感情や成長を表現していることにも言及。自身のゲーム創作でも「ビジュアルで語ること」を重視し参考にしていると、改めて監督に敬意を示した。

 そのほかにも、作品の細部に至るまでたっぷりと天才同士がハイレベルなトークを展開。「左腕と髪を失ったフュリオサの変貌」「ディメンタス将軍の“色”の変化」「個性豊かな改造車が、それぞれのキャラクターや関係性を表している」ことなど、作品の魅力をさらに深く理解するための貴重な裏話が盛りだくさん。

 対談の締めくくりに、小島氏は「ジョージ監督は僕のメンター。今後もずっと映画を作っていただいて、勇気と元気をください!」と語りかけると、ミラー監督は「あなたにそう言ってもらえて、とてもうれしいです。『DEATH STRANDING』を見て、その成果を目の当たりにしてこう感じました。まるでクリエイティブな兄弟だとね。こんな会話を今後もずっと続けて行きましょう!ありがとう!」と互いにエールを贈り合った。

 世界的人気のゲーム「DEATH STRANDING」は、ノーマン・リーダスやマッツ・ミケルセンなどハリウッド俳優が多数登場し、2025年にリリースされるその続編には親交の深いジョージ・ミラー監督も出演予定。2人のクリエイターが交わした熱い言葉の数々は、映画とゲームの垣根を越え、世界中の人々の心を動かしてきた者ならではのコメントであり、「マッドマックス」ファン垂涎の映像となっている。

■『マッドマックス:フュリオサ』とは

 前作『マッドマックス 怒りの・デス・ロード』(2015年)で、シャーリーズ・セロンが演じた“戦士フュリオサ”は、いかにして生まれたのか。彼女の誕生を描く前日譚。バイカー集団の長、ディメンタス将軍(クリス・ヘムズワース)に捕らえられ、母を殺された若きフュリオサ(アニャ・テイラー=ジョイ)。ディメンタスによって戦士として育てられた彼女は、激化する将軍とイモータン・ジョー(ラッキー・ヒューム)の覇権争いのさなかで、すべてを奪ったこのMADな世界(マッドワールド)をぶち壊すために覚醒する。

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