木戸大聖、同い年・目黒蓮の弟役「今の僕ができるすべてをこの作品に」 月9『海のはじまり』出演【コメント全文】
ORICON NEWS / 2024年6月10日 4時30分
俳優の木戸大聖(27)が、目黒蓮(Snow Man、27)が主演を務めるフジテレビ系“月9ドラマ”『海のはじまり』(7月1日スタート、毎週月曜 後9:00※初回30分拡大)に出演することが10日、発表された。初の月9レギュラー出演となる木戸は、主人公・月岡夏(目黒)の弟・大和を演じる。
【写真】パパの顔に…初の父親役を演じる目黒蓮
今作は、夏が、大学生だった時に付き合っていた交際相手であり、別れて以来、7年もの間会うことがなかった南雲水季(古川琴音)の死をきっかけに、自分と血のつながった娘・海(泉谷星奈)の存在を知ったことで人生が変化していく物語。
『silent』(2022年/フジ)の脚本・生方美久氏、演出・風間太樹氏、 村瀬健プロデューサーが再び結集。人と人との間に生まれる愛と、そして家族の物語を丁寧に描く、“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品を送る。
今作において1つの大きなテーマとなるのが“親子の愛”。人はいつどのように“父”になり、いつどのように“母”となるのか。自分の子どもが7年間生きていることも、これまでをどう生きてきたかも知らなかった夏と、突然自分の人生に現れた海という2人の関係や、亡くなった彼女と娘との間の母と子の関係など、登場する人物たちの中にある“親と子”の間に生まれる感情をリアルに、そして丁寧に描き、紡がれていく作品を届ける。
木戸が演じる大和は、東京の実家で父・和哉(かずや)と母・ゆき子と3人で暮らしている。言葉にするのが苦手な夏とは違い、考える前に声が出てしまうというタイプ。大和は、幼いころに母親を亡くしていて、7歳の時に和哉がゆき子と再婚したことで、夏と家族になった。夏が葬式から実家に帰って来た時の様子を見た大和は、母親が亡くなったときのことを思い出す。
木戸は「このチームに入れた喜び、そして今の僕ができるすべてをこの作品に注ぎたいという強い思いが湧き上がってきました」と喜びのコメント。「今を受け入れて前向きに生きている彼だからこそ、伝えられること、共感してあげられる部分というのがあると思うので、そこを大切に丁寧に演じていきたいと思います」と意気込んだ。
きょう放送の同枠ドラマ『366日』第10話放送後、15秒のティザー映像が、地上波にて初解禁される。海辺を歩く主人公の夏と無邪気に笑う海、その一方で、それぞれの居場所で憂いを帯びた表情を浮かべる弥生や朱音、津野。そこに映し出される圧倒的な映像美と、緩やかでありながらも、思わずその登場人物たちの心情に寄り添いたくなるほどいとおしく描かれる世界観となっている。
放送後にはYouTubeや番組公式SNSにて、90秒バージョンのティザーも特別公開される。より物語が描く世界を感じられる映像となる。
【コメント】
■木戸大聖(月岡大和役)
――出演オファーを受けての印象は。
すごくうれしかったです。『silent』を見てからずっと「あんなにもすてきな作品を作られた方々といつかご一緒したい」「できるようにもっと頑張ろう」と思っていたので、今回お話をいただいた時は、驚きと喜びが同時にきました。そこからプロデューサーの村瀬さん、脚本家の生方さん、そして風間監督、 高野監督(※高=はしごだか)、ジョン監督とお会いし、この作品への思いを聞くことで、改めてこのチームに入れた喜び、そして今の僕ができる全てをこの作品に注ぎたいという強い思いが湧き上がってきました。
――台本を読んでの感想は。
登場人物たちの、誰かを思うことで生まれる言葉の数々がとても愛おしくて、時に切なくて、人間の繊細な部分がすごくリアルに描かれている作品だなと思いました。1ページ1ページゆっくりめくると、そこに流れてる時間や景色がふわっと浮かんでくるそんな台本でした。
――大和役の印象や、演じる上での意気込みは。
大和という人物は、陽の光のような暖かさと明るさをもった青年だなと思いました。今を受け入れて前向きに生きている彼だからこそ、伝えられること、共感してあげられる部分というのがあると思うので、そこを大切に丁寧に演じていきたいと思います。
――視聴者へのメッセージ
この夏、皆さんの心に残る作品を届けていくために、キャストスタッフの方々とたくさんの会話をしながら大切に作り上げていきますので、毎週楽しんで見ていただけたらうれしいです。
■村瀬健氏(プロデュース)
今回、目黒蓮さん演じる夏に弟がいる設定にしようとなったとき、僕の頭にはまっ先に木戸大聖さんの顔が浮かびました。木戸さんのことがずっと気になっていたんです。去年の夏、うちの深夜ドラマ枠「火曜ACTION!」で放送された『僕たちの校内放送』を見て、木戸さんに惹きつけられました。木戸さんが演じた主人公がものすごく魅力的に感じましたし、彼が持っている圧倒的なキラキラ感に目が離せなくなりました。身も蓋もないことを言いますが、「この子は絶対に売れる!」と思いました。そのドラマで演じていたのが高校生なだけで実際にはそんなに若くないということを後に知るのですが、とにかく僕は「売れてしまう前にこの子と仕事がしたい!」と思ったのです。そして同時に、何の根拠もなくただただ感覚的に「木戸さんが映えるのは絶対に後輩もしくは弟だ!」と感じていたので、そういう役で一緒にやれたらいいな、と思っていました。
そんな中、今回の『海のはじまり』の企画が実現することになり、前述したように目黒さんの弟役を作ろうという話になったので、僕の中で「木戸さんしかない!」となり、すぐにお声がけをしました。実際に会ってみた木戸さんは映像で見た以上に魅力的で、「絶対に売れる」という感覚が確信に変わったことをよく覚えています。同時に、やっぱり“後輩感”“弟感”を強く感じたので、直感通り、目黒さんの弟役をお願いすることにしました。
夏の弟・大和は、実は非常に複雑な家庭環境を持っています。でも、それを一切感じさせない明るさを持っており、何よりも、兄の夏に勝るとも劣らない優しさを持った人です。僕が木戸さんに感じたのも、そんな感覚でした。幼い頃に大好きな母親を亡くしたという、海ちゃんと同じ境遇を抱えていながら、それを感じさせない明るさと優しさを携えた大和という役を、木戸さんならきっと最高に魅力的に演じてくれると感じました。実際には木戸さんは目黒さんと同い年なのですが、その圧倒的ないい意味での“弟感”を生かして、この役を完璧に演じ切ってくれると信じています。きっと、みんな、大和くんのことが大好きになるはずです。
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