『アンチヒーロー』大島優子、産後初連ドラに「不安あった」 長谷川博己らの“熱意”に背中を押される
ORICON NEWS / 2024年6月11日 12時0分
TBS系日曜劇場『アンチヒーロー』(毎週日曜 後9:00)で明墨法律事務所で働くパラリーガル・白木凛を演じている大島優子。連続ドラマのレギュラー出演するのは、第1子出産を発表して以来初めてで、地上波連ドラへの本格的な出演は、NHK大河ドラマ『青天を衝け』以来、2年半ぶり。さらに日曜劇場には、2013年放送の『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』以来、11年ぶりに復帰となった。ブランクを感じさせない好演ぶりで作品に彩りを与えているが、クランクイン前は「不安しかなかったです」と語る。
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本作は「弁護士ドラマ」という枠組みを超え、長谷川博己が演じるアンチヒーローを通して、視聴者に“正義とは果たして何なのか?”“世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?”を問いかけ、スピーディーな展開で次々に常識を覆す。正義と悪が入れ替わり、善人が悪人になってしまう。まさにバタフライエフェクトのような、前代未聞の逆転パラドックスエンターテインメントを届ける。
「大丈夫かな、できるかな、日曜劇場だしな…みたいな漠然とした不安がありました」と久々のドラマ出演への率直な心境を明かす。それでも主要キャストが一同に会した「本読み、顔合わせの時に皆さんの気合いの入り方だったり、それぞれの気持ちや思いの入ったスピーチを聞いて『よし、やるぞ。やるしかない!』と。背中を押されたというか、尻を叩かれたような気持ちになって、そこからは緊張や不安よりも、この白木凛という役をしっかりと担えたらと思いながら撮影に入ることができました」と回想した。
考察が考察を呼ぶ展開となり、周囲の注目度が上がっているのを肌で感じているという。「友だちからも『見てるよ』って連絡が来たり、他の現場に行った時も声を掛けてもらったり。プライベートで美容院に行ったときは『ちょっと待ってね!自分なりの考察を言うね!』って(笑)。みんなしっかりと見てくれてるな、楽しんでくれているなというのは感じています」とうれしそうに明かしてくれた。
そんな大島が演じる白木は、第9話のラストで野村萬斎が演じる伊達原検事正と行動を共にしている(?)意味ありげなシーンが描かれ、視聴者の間で話題を呼んでいる。大島自身も印象深いシーンとして「最後に伊達原さんと対面するシーン」を挙げ「そこのシーンの撮影がこの作品に入って一番緊張したところですね」と話す。
近づく最終回に向けて「今まで放送を重ねて『緋山~!、伊達原~! え、しのりん(紫ノ宮)!?』みたいな。最後の10分で毎回、そんな気持ちになっていたんですけど、ようやく『白木!?』ってなったのがうれしいですね。皆さんがどう感情を動かされるのか楽しみです」と期待に胸を膨らませた大島。
最終回前の“おさらいポイント”を問われると「もう1話から全話振り返った方がいいと思います!」と答え、見どころについても「見ていただけたら分かります(笑)。最後の最後にも“まさか”と皆さんがびっくりするような展開が繰り広げられていくので、最後まで気が抜けないですし、ギアが上がりっぱなしで終わるので気持ちの準備をしておいてほしいです」と呼びかけていた。
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