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菊地凛子、映画デビューの起用理由は「笑顔がない」 結婚、出産…25年の歩みを振り返る

ORICON NEWS / 2024年6月11日 12時6分

25年の歩みを振り返った菊地凛子 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の菊地凛子が11日、都内で行われたTriumph『天使のブラ』新アンバサダー発表会~『天使のブラ』誕生30周年~にブランドアンバサダーとして登壇した。イベントではブランドと菊地、双方の歴史が記されたヒストリーパネルが登場。1999年の映画デビューからこれまでを振り返った。

【全身ショット】透明感!全身真っ白な衣装で登場した菊地凛子

 1999年に初オーデションにして映画デビューとなった『生きる』では「なぜ選ばれたのか」がわからなかった菊地は、新藤兼人監督から「笑顔が一度もでなかった」と理由を聞いたそうで「どういうふうにオーデションに挑んでいいのかわからなかったんですけど、監督はそこが良かったとおっしゃってくれて。自分ではネガティブなところも、人を通すとポジティブになることもあるんだな」と感慨深げだった。



 さらに、出世作となった2006年公開の『バベル』で、07年アカデミー賞助演女優賞にノミネート。「とにかく目の前にこなすことで頭がいっぱいで無我夢中。走りきった感じ。それがあったことで今までの道を作ってくださった。たくさんの作品に出るチャンスもいただけて、宝物のような作品です」としみじみ。

 2015年に結婚、そして出産を経て「毎日がすごく仕事の先につながっていると心底思えた時期。なんでもない毎日のなかでいろいろなことを選択し仕事をしていくという意味では日々を宝物のように過ごそうと感じました」と心境に変化も。

 出産後も大河ドラマ『鎌倉殿の13人』などさまざまな作品に出演。「いろいろな役を挑戦したいと前向きになった年。ラッキーなことに作品に恵まれることが多く、なによりも役者として大事なこと声をかけえくださった人たちの声に応えたい。これかもこの道をたどっていきたい」と気持ちを新たにした。

 菊地の出演する店頭、ウェブ、テレビCMは同日から展開開始。

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