フジ7月期ドラマキャストが合同会見に勢ぞろい 目黒蓮、山田涼介、杉野遥亮らの交友関係も明らかに
ORICON NEWS / 2024年6月12日 4時30分
『フジテレビドラマライブ2024・夏』と題した、フジテレビ系7月期の連続ドラマ合同会見イベントが、11日同局本社にて開催。月9ドラマ『海のはじまり』から目黒蓮、有村架純、古川琴音、月10ドラマ『マウンテンドクター』から杉野遥亮、岡崎紗絵、宮澤エマ、水10ドラマ『新宿野戦病院』から小池栄子、仲野太賀、橋本愛、木10ドラマ・木曜劇場『ギークス~警察署の変人たち~』から松岡茉優、田中みな実、滝沢カレン、金9ドラマ『ビリオン×スクール』から山田涼介、木南晴夏、水野美紀ら俳優陣が参加した。
【写真】目黒蓮、山田涼介らが登場
アンタッチャブル(山崎弘也・柴田英嗣)と新美有加アナウンサーがMCを務めるなか、各ドラマのキャストが順番にステージに登壇。華やかな衣装をまとった総勢15人の俳優陣が一挙に集結すると、MCのアンタッチャブルの2人はそうそうたるメンツに驚きながら、柴田は「後ほど伺いますけど、(これだけ集まれば)それぞれ交友関係もあるんでしょうね~」、山崎も「いろんな作品で共演されたりしてるでしょうからね~」と期待を募らせる。
■目黒蓮、先輩・山田涼介と距離縮まる?「あとで連絡先交換しましょう」
『海のはじまり』脚本・生方美久、演出・風間太樹、プロデュース・村瀬健が2年ぶりに再集結し、さまざまな形の“親子の愛”を描く完全オリジナル作品。人はいつどのように“父”になり、いつどのように“母”となるのか。自分の子どもが7年間生きていることも、これまでをどう生きてきたかも知らなかった月岡夏(目黒)と、突然自分の人生に現れた海(泉谷星奈)という2人の関係や、亡くなった彼女の南雲水季(古川琴音)と娘との間の母と子の関係など、登場する人物たちの中にある“親と子”の間に生まれる感情をリアルに、そして丁寧に描き、紡がれていく。
目黒は、演じる夏というキャラクターについて、「考えるのがゆっくりだったり、言葉にするのもゆっくりだったリ、脚本の生方さんと村瀬さんが普段の僕に思うことを脚本に落とし込んでくださっている」と話した。
父親役に初挑戦することについては「役を演じていく中で、今まで感じたことのない気持ちだったりとか、こんなことを思うのかな?いろんな壁があって、それを経験できていくのがすごく楽しいです。撮り終わった後に、自分がどういう風な形になっているのかすごく楽しみです」と話すと、山崎は「そういう芝居の悩みは先輩である山田君に聞いたりするの?」と質問。目黒は「もちろん、聞けるならいっぱい聞きたいんですけど、まず連絡先から…」と言うと、山崎は「お互い連絡先知らないの!?」とびっくり。山田は「お互いにこういうタイプだから交わることがないんです!(笑)」と明かし、「あとで連絡先交換しましょう」と2人の距離は少し縮まった様子。
撮影現場の雰囲気について、有村は「コミュニケーションはその都度図りながら撮影できているので、風通しはすごくいい」と明かす。目黒演じる夏の現在の彼女・百瀬弥生役の有村と、かつての彼女役の古川に挟まれた目黒は「この3人でそろうのはちょっと不思議な感じ」と話し、有村と過去に何度も共演している古川は「今まで5回くらい共演しているんですけど、初めて直接の共演シーンがない役」「この前たまたま撮影現場ですれ違ったけど、たぶんもう現場で会わないですよね…?」と山崎は「さみしい話になっちゃった!(笑)」と笑った。
目黒はドラマの見どころについて「人はいつどのように母になって、いつどのように父になるのか。そしてさまざまな親子関係がある中で、それをとても丁寧に描いている作品なので、ぜひ月曜21時『海のはじまり』をよろしくお願いします」と視聴者にメッセージを送った。
■杉野遥亮、『教場II』共演の目黒蓮と暴露し合う「すごい天然です」
『マウンテンドクター』は山岳医療の現場に放り込まれた青年医師が、さまざまな思いを抱えた山岳医や患者と触れ合い、現実と向き合いながら成長していく様子を、圧倒的なリアリティーとスケール感で描く、長野県松本市を舞台にした山岳医療ドラマ。
信濃総合病院に赴任してきた青年医師・宮本歩(杉野)。整形外科医と並行して、病院が近年力を入れ始めた“山岳診療科”の兼務を命じられる。高校卒業以来、故郷である長野県に戻ってきた歩は、医師として、これといった目標もなく志も低めだったが、山岳医療チームで過ごす中で少しずつ成長していく。
山崎から「大変そうな雰囲気、体力勝負なのかな?」と聞かれた杉野は「めちゃくちゃ大変です!昨日長野から帰ってきて、また明日長野に行くという…」と撮影の裏側を明かし、さらに医療ドラマの主演が初という杉野は「医療をベースにさらに山岳の知識も必要というのが大変です」と話した。
柴田は「今までのせりふ覚えの中でも相当聞いたことない言葉が出てくる?」と聞くと宮澤は「もう呪文です!私のせりふの中にある呪文(医療用語)と、杉野さんの呪文が似ているのでお互い大変でした…」と明かした。
杉野と岡崎は『教場II』(2021年)で、警察学校の生徒役として共演、そして目黒とも同作で共演しており、『教場II』メンバー人が久々に顔を合わせた。柴田からお互いのイメージを聞かれると、目黒は杉野について「すごい天然です」と話し、「『教場II』の撮影時はコロナもはやっていたので、本番ギリギリまでみんなマスクを着けてたんですけど、杉野さんはそのままマスクで出られていました」と暴露。岡崎は「そんなことあったの知らなかったです(笑)」と話すと、杉野は「俺も知らなかった!」と天然発言.
杉野は目黒の印象について「現場で話しかけたりしてみたんだけど無視されたり…」と暴露されると目黒は「ちょっと待って下さい!本当に緊張感ある現場だったので集中しすぎて、周りの音が入ってこなくなっちゃう瞬間とかがあって、だから本当無視じゃないです!」と慌てて訂正し、ドラマ合同イベントならではのやりとりに会場は笑いに包まれた。
杉野は見どころについて「山での撮影、ヘリでの撮影もあったり、なかなかテレビドラマではお届けできないような迫力ある映像をお届けできるんじゃないかなと思っています。あとは僕たちが丁寧に紡いでいけたら楽しい作品をお届けできるんじゃないかなと思っていますので、月曜22時の『マウンテンドクター』をよろしくお願いします!」と語った。
■小池栄子、主演ドラマは“バラエティー寄り”の声に猛ツッコミ「コントじゃねえっつうの!」
小池と仲野のW主演『新宿野戦病院』は宮藤官九郎氏による完全オリジナル脚本で送る、新宿・歌舞伎町を舞台に“命”をテーマにした新たな“救急医療エンターテインメント”。
新宿・歌舞伎町にたたずむ「聖まごころ病院」を舞台に描かれる新たな救急医療エンターテインメント。ホストやキャバ嬢、ホームレス、トー横キッズ、外国人難民などさまざまなバックボーンを持つ“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図を、“官九郎節”ともいえる、ときにユーモアを織り交ぜながら、さまざまな悩みや問題を抱えながらも人生を強く生きる人たち・仲間・家族を通して、「命」の尊さを投げかける。
山崎が小池を見て「この並びの中では、バラエティー寄りな感じ」、柴田も「撮影現場に『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』呼ばれちゃうんじゃないの?」とイジると、小池は「真剣に頑張ってます!!」とツッコミ。
今作では、『ロケット・ボーイ』(2001年)以来、23年ぶりに宮藤氏が同局でオリジナル脚本を手掛け、さらに医療ドラマを手掛けるのは初となることも注目の一つ。小池は脚本について「めっちゃ面白いです!」、仲野も「笑いの絶えない現場!」と絶賛する。
柴田は「医療ドラマの中ではバラエティー寄り?」と聞くと、小池は「コント番組時代に培った“間”みたいなのは、宮藤さんの本では生かせると思います!」と回答。それを聞いた山崎は「だってコントだもんね?」と言うと、小池は「コントじゃねえっつうの!それ絶対だめだよ!みんな本当に真剣にやってるから!」と猛ツッコミ。仲野も「ちゃんと演じてますから!」と訂正し、会場からは大きな笑いが起きた。
凸凹コンビの小池&仲野と共に、どんな役を演じているのかを聞かれた橋本は「私も3話以降から、また別の顔を持った人物としてのシーンもあって、そこは“宮藤さんふざけすぎなんじゃないかな?”ってぐらいなので、これから頑張らないと…」と意気込む。小池は見どころについて「本当に見たことのない新感覚な医療エンターテインメントドラマになっていると思います。本当に面白いので、とにかくまず一話を見てください!水曜22時、水曜22時は『新宿野戦病院』、よろしくお願いします!」とアピールした。
■松岡茉優&田中みな実&滝沢カレン、撮影通して仲良しに「マブダチですね!」
『ギークス~警察署の変人たち~』は、松岡、田中、滝沢ら、頭は切れるのに人間関係に難アリな警察署勤務の“女ギーク”たちが、井戸端会議で謎を解く、“井戸端謎解きエンターテインメント”、頭は切れるのに人間関係に難アリな警察署勤務の女ギークたちが、週末の井戸端会議で事件解決をスーパーアシストしてしまう、新感覚の“井戸端謎解きエンターテインメント”だ。
「ギーク」とは、言うなれば賢いオタク。好奇心旺盛で、卓越した知識や技術を持っているのに、人間関係を苦手としている人たちのことだ。そんな3人のギークを松岡、田中、滝沢の「ありそうでなかった」トリオが演じ、キュートでちょっとだけこじらせた日常&痛快な謎解きストーリーが展開される。
松岡は「私は鑑識課の西条という役を演じていて、産業医の吉良(田中)、交通課員・基山(滝沢と、 “絶対に定時の17時に帰りたい”という3人で、それをアピールするんじゃなくて、定時に帰るように仕事を終わらせられる、そのためならむしろ仕事をやり過ぎちゃう、できる方たちです」と説明。
田中が「そんな3人が、ひょんなことから事件を解決してしまうんですよね?」と補足すると、松岡は「私たちは居酒屋さんで井戸端会議をして、刑事課の方がそんな私たちの話を聞いていて、事件解決をアシストしちゃう」と話した。
撮影現場でも女性3人の井戸端会議が開かれているのか?撮影現場の雰囲気について田中は「私たち3月半ばから撮影に入っておりまして、今すごく出来上がっている状態で、いいチームワークをお見せできるんじゃないかと思ってます!」と明かすと、松岡は「もう私たちはマブダチですね!何度も一緒に遊びに行ってね!」と仲の良さをアピール。
山崎は「(滝沢)カレンちゃんがたまに何を言ってるのかな?って時もないですか?」と聞くと、松岡はカレンの天然エピソードを暴露。松岡は「とあるシーンで私がお芝居が終わって出て行ったら『本当にお芝居上手だね!女優さんってすごいね!』って言ってくれて、こんなこと直球で言ってくれるなんて!」と話した。
滝沢は「自分が画面の外にいるって思っちゃうぐらい演技がすごすぎるんですよ。作品を目の前で見させていただいていると思ってしまうくらい“松岡様”も“田中様”も感動するんです」と松岡と田中の演技を絶賛。一方、松岡は滝沢の芝居について「カレンちゃんのお芝居の悩みに、私が経験則でこういうパターンがあるかもとか言わせてもらうと、もうすぐにギュン!とアクセルを踏んで思いっきりお芝居をしていて、もう多分次のクールは彼女が主演をしてると思います!」と太鼓判を押した。
松岡は見どころについて「木曜22時は『ギークス~警察署の変人たち~』です!私たちが井戸端会議をしながら、チームワークでいつの間にか謎解きが行われているという、ゆるゆるとだらっとご飯でも食べながら見てほしいなと思う、“謎解き井戸端エンターテインメント”です。私たちは定時の17時に帰りたいので、こういうポーズをはやらせようと思っています(手で時計の針の17時を表すポーズ)」と語った。
■山田涼介が教師だったら…水野美紀がクビ宣告「フェロモンが強すぎて(笑)」
山田にとって10年ぶり学園ドラマで初教師役を務める『ビリオン×スクール』は、日本一の財閥系企業のトップであり“億万長者=ビリオネア”の主人公が、身分を隠して学校の教師となり、さまざまな問題に直面しながらも生徒とともに成長していく姿を描く学園コメディー。
私立絵都学園で「やる気ゼロ、才能ゼロ、将来性ゼロ」の生徒が集められた3年0組にやってきた新しい担任・加賀美零(山田)は容姿端麗だが、どこかクセのある教師。学校の常識がまったく通用しない、資産も行動力も“ケタ外れ”なこの教師。その正体はなんと、日本を代表する財・閥系グループを継いだCEOで、まさかの“億万長者=ビリオネア”だった。
山田は役どころについて「表の顔は落ちこぼれの底辺クラスと言われている3年0組の先生をしていて、裏の顔は日本一の企業のスーパーCEO。一般常識で考えられないような、規格外のやり方で学校に起こる問題や生徒の問題を解決していくという役どころです」と紹介する。
木南が演じるのは、山田演じる加賀美の秘書兼ボディーガードの芹沢一花。山田演じる加賀美について木南は「頭がいいんですけど、空気が読めなくてツッコミどころ満載。だから基本的には私がズバズバと突っ込む役です」と説明した。山田と山崎はバラエティー番組で親交があり、『スクール革命!』(日本テレビ)で生徒役として長年の間共演している。そんな山田が“先生役”ということで、山崎は興味津々。山崎は「山田くんのことは15歳のころから知っているので、私的にも本当に感慨深い」と明かした。
水野は加賀美が赴任する学校の校長で、加賀美をクビにさせたがっている謎多き人物という役どころ。山田が演じる加賀美のような先生がいたら?というトークになると水野は「本当に実際に先生として来られたら、フェロモンが強すぎて(笑)。女子生徒からしたら授業に集中できなくなってしまうかもしれないので、クビにしたいと思います(笑)」と話し、会場からは大きな笑いが起きた。
山田は見どころについて「今まで見てきた学園ドラマとは一味も二味も違う新感覚学園コメディーになっています。生徒役にもこれから期待の若手のキャスト、先生方も個性豊かなキャストのみなさまが集まってみんなで一生懸命作っていますので、休日の前の日、金曜21時『ビリオン×スクール』お楽しみください!」と呼びかけている。
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