INI、結成3周年をMINIと祝う「この密度で進んでいきたい」

「6TH SINGLE“THE FRAME”COME BACK EVENT」を開催したINI（C）LAPONE Entertainment

　11人組グローバルボーイズグループ・INIが、結成3周年を迎えた13日、東京・豊洲PITで6thシングル「THE FRAME」（26日発売）リリース記念イベント『6TH SINGLE “THE FRAME”COME BACK EVENT」を開催した。

【集合ショット】ピースサインで笑顔を見せたINI

　この日は結成記念日とあり、会場には抽選で選ばれたMINI（ファンの呼称）が集結。YouTubeでは生配信も行われ、全国のMINIとともに記念日を祝った。

　冒頭は、ニューシングル「THE FRAME」のトークが行われ、タイトル曲「LOUD」について池崎理人（※崎＝たつさき）は「『LOUD』は“叫ぶ”という意味。みんな、自分の枠をぶち壊して」と楽曲のメッセージを伝える。

　収録曲「Walkie Talkie」は作詞・作曲に参加した西洸人が「『LOUD』に比べてポップなイメージ。僕たちも楽しいし、聴いている皆さんも楽しんでもらえたら」と呼びかけ。藤牧京介は「3D」を「新しい」とアピール。許豊凡は自身が作詞に初参加した「I’ｍa Dreamer」について「夢を願い続ければ必ずかなう日がくる」という思い。同世代の人たちに共感してもらえる内容になっているはず」と歌詞に込めた思いを語り、「INIみんなのボーカルにも注目してほしい」と言葉に力を込めた。

　この日結成3周年を迎え、11人が改めて深々とお辞儀すると、高塚大夢（※高＝はしごだか）は「3年って、学校だと入学して卒業する区切りのいい年。3年でもこれだけ思い出がつまっているから、この密度で進んでいきたい」と宣言。尾崎匠海は「楽しいことだけじゃなかったけど、つらいことも最後は楽しめた3年間だった」と、それぞれが3年を振り返った。

　ゲームコーナー「本音で褒めよう！ボイスチェンジャーゲーム」では、全員がパーテーションに入り、面と向かっては恥ずかしくて言えない言葉をお互いの顔が見えない状態で、ボイスチェンジャーを使って思う存分伝えた。「一番MINI想いなメンバーは誰？」をテーマに11人でトークを始めると、メンバーは一斉に「間違いなく俺だね」とアピール合戦でも盛り上がった。

　続く「LEGIT FRAME DANCE」コーナーは、新アルバムのタイトル曲「LEGIT」を踊る姿をうまく撮影するというもの。尾崎・木村・高塚・藤牧のダンスを撮影する許は「俺、動かないから大丈夫。リラックスしていつも通りやって」と声をかけたものの、冒頭から思いきり画角を左に振るいたずらを見せ、ラストは尾崎渾身の変顔を絶妙にフレームアウトさせてファンを沸かせた。

　最後にはケーキが運ばれ、メンバーが「Happy Birthday dear INI～MINIちゃ～ん」の歌い、会場から「おめでとう！」の声が飛び交った。メンバーが1人1粒のチェリーを乗せてケーキを完成させると、リーダーの木村柾哉は「“おめでとう”って言ってくれてありがとう」と感謝を伝えた。

　松田迅は「3年は濃くて一瞬で、もっともっとそれが続けばいいな。もっとMINIに会いたい。いい景色を見に行きたい」と話し、後藤威尊は「毎日が楽しくて幸せな3年間だった。これからも泥臭く頑張っていきたい。4年目もINI大好き、MINI大好き」と呼びかけ。佐野雄大は「時間としては、3年というのは長い。でも皆さんに会える時間は限られているから、これからも大切に過ごしたい。少しでも皆さんの支えになれたらって、会えないときも思っているから、会えたときにはにこにこっとしてほしいな。これからもこういう関係性でいたい」と伝えた。

　ここでYouTube生配信が終了し、会場限定で「LOUD」をワンコーラスのみ先行視聴のサプライズも。強烈なディストーションベースが印象的な、ロックサウンドが際立つヒップホップ曲となっている。同曲は17日午前0時に先行配信がスタートする。