映画『ラストマイル』主題歌・米津玄師からコメント到着 楽曲披露の最新予告映像解禁

映画『ラストマイル』（8月23日公開） （C）024「ラストマイル」製作委員会

　ドラマ『アンナチュラル』『MIU404』とつながるシェアード・ユニバース・ムービー『ラストマイル』の主題歌を米津玄師が担当することが発表されてから約1ヶ月。その主題歌「がらくた」のお披露目となる90秒の最新予告映像が解禁となった。

【動画】米津玄師が歌う主題歌「がらくた」を使用した最新予告映像

　『ラストマイル』は、『アンナチュラル』の法医学ミステリー、『MIU404』の機捜エンタテイメントに続く、監督・塚原あゆ子×脚本・野木亜紀子の最強タッグによるノンストップ・サスペンスエンタテインメント。

　11月、流通業界最大のイベントのひとつ“ブラックフライデー”の前夜、世界的なショッピングサイト最大手から配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。やがてそれは日本中を恐怖に陥れる謎の連続爆破事件へと発展していく。

　爆破事件の舞台となるショッピングサイトの関東センター長の舟渡エレナ役に満島ひかり。エレナに振り回されながらもともに事件解決に奔走する同センター・チームマネージャー梨本孔役に岡田将生。連続爆破事件に巻き込まれる関係者として阿部サダヲ、ディーン・フジオカ、宇野祥平、安藤玉恵、丸山智己らが出演。さらに、『アンナチュラル』より石原さとみ、『MIU404』より綾野剛＆星野源など総勢16人のドラマキャストの参加も発表されている。

　さらに、『アンナチュラル』の主題歌「Lemon」、そして『MIU404』の主題歌「感電」と、それぞれの作品の世界観と見事にリンクする楽曲を提供してきた米津が、『ラストマイル』の主題歌「がらくた」も担当。

　最新予告映像では、事件解決に奔走する登場人物それぞれの背中を支えるような、切なくも力強い歌詞と米津の心揺さぶる歌声の一部を聴くことができる。さらに、これまでベールに包まれていた、エレナ（満島）・孔（岡田）をはじめとする登場人物の関係性やストーリーも垣間見える映像となっている。

　楽曲について米津は「壊れていても構わないんじゃないかという、そういう意味合いを込めて作りました」とコメントを寄せ、映画『ラストマイル』についても「息吐く暇もない、スピーディーで、ハラハラドキドキする、すごくかっこいい。ちょっと簡単な言葉になってしまいますが、かっこよく面白い映画になってると思います」と太鼓判を押している。

■米津玄師のコメント（全文）

　今回、映画『ラストマイル』の主題歌ということで、「がらくた」という曲を作らせてもらいました。

　塚原さん、野木さん、新井さんの作品に参加させていただくのは、「アンナチュラル」、「MIU404」に続いて三作目ということで、非常に光栄に思っております。

　今回の「がらくた」という曲は、壊れていても構わないんじゃないかという、そういう意味合いを込めて作りました。映画に当てはめて考えてみると、ちょっと自分の実体験が込み入っているので、一見すると共通点が分かりづらいかもしれないですけど、映画に向けて大事な感覚を詰め込んだらこういう曲になったという感じがしています。

　『ラストマイル』も劇場版映画として、息吐く暇もない、スピーディーでハラハラドキドキする、すごくかっこいい。ちょっと簡単な言葉になってしまいますが、かっこよく面白い映画になってると思います。

　「MIU404」も「アンナチュラル」も掛け値なしに素晴らしい作品ですが、『ラストマイル』もそれに並ぶような素晴らしい作品だと感じました。この三作に関わることが出来て、本当に光栄に思っております。

■制作陣からのコメント

　『アンナチュラル』の「Lemon」、『MIU404』の「感電」に次ぐ、映画の主題歌といえば、米津玄師さん以外に考えられません！オファー後すぐに快諾をいただき、直接お会いして楽曲の打ち合わせをさせていただきました。

　完成した「がらくた」は、非常に感情的で、熱量のある楽曲に仕上がっていて、胸に突き刺さるものがあります。映画を観た後に聴いていただくと、楽曲に対する印象が変わるのも魅力的です。歌詞に込められた思いを読み解きながら、映画『ラストマイル』の世界に浸っていただけるとうれしいです！