「3歳娘があっさり食べた…」幼稚園での完食率1位の “ひじきおかず”に273万再生「息子が大絶賛!」
ORICON NEWS / 2024年6月14日 16時30分
娘さんの入園説明会で「完食率1位の副菜」として試食提供された“ひじきサラダ”。その味わいを再現したレシピに反響があり、「きゅうり、人参が入るとなかなか食べない息子が『また作って』と大絶賛」「偏食息子たちが食べてくれました」「子どもも大人も美味しくて、これはリピ決定」などの絶賛コメントが寄せられている。投稿したのは、管理栄養士歴14年で、離乳食アドバイザーの資格も持つすずママ(@suzu_mama_recipe)さん。子どもたちもペロリとたいらげるレシピについて話を聞いた。
【画像】園児がパクパク食べる“ひじきおかず”の作り方
■炒める時に醤油でひじきの臭みを消すのがポイント ドレッシングで味付けしても◎
――大反響の『完食率1位の副菜 ひじきサラダ』のレシピは、娘さんが通う幼稚園で出されたメニューを再現したものだったそうですね。
「入学前の説明会で、管理栄養士さんが園の給食で完食率が一番高い副菜として紹介したのがひじきサラダでした。娘は野菜嫌いではないんですが、たくさん食材を混ぜ合わせたようなものはあまり好んで食べません。試食を出された時も『あ、これ食べんやろな』と思っていたのですが、あっさり食べはじめて『おいしい』と言いながら完食したので驚きました。それがとても印象に残っており、家でも作ってみることにしたんです」
――投稿にも「子どもが爆食した」「おいしすぎる」と、やはり“子どもウケ”を指摘するコメントが多数寄せられていました。
「ひじきってあまり“子どもウケ”する食材ではないと思うんです。ツナやコーン、マヨネーズといった子どもが好きな食材を一緒に和えることで、美味しく食べられるメニューになっているのではないでしょうか」
――こちらのレシピをより上手に作るコツやアレンジ方法がありましたら、教えてください。
「ツナやマヨネーズが苦手なお子さんもいると思うのですが、その場合はハム、かにかまなどで代用してもいいと思います! タンパク源が入るとぐっと美味しくなるので、ぜひ何かしら入れることをおすすめします。また、レシピではマヨネーズを使った味付けをしていますが、和風、青じそ、中華といった市販のドレッシングを利用するのもおすすめです。青じそドレッシングはさっぱりした味わいになるので、また違った美味しさを楽しめますよ」
――なるほど! 市販のドレッシングを使えば手軽に“味変”を楽しめそうです。
「また、ひじきを炒めるときに少しの醤油で下味をつけておくのもポイントですね。ひじきの臭みが消えてぐっと美味しくなります。少し面倒ですが、ぜひやってほしい工程です」
■偏食・食べムラは気にしすぎないで! 一口目のハードルを下げることが大事に
――5歳と2歳の娘さんを育てるママであり、管理栄養士と離乳食アドバイザーの資格を持っているすずママさん。改めてこれまでのキャリアや現在のご職業について、教えてください。
「給食会社に入社して7年ほど、献立作成や発注、衛生管理の指導を行っていました。夫の転勤で退職し、調剤薬局で栄養指導や調理実演、講義活動をしていたのですが、また夫の転勤で退職することになったんです」
――子どもの食事に興味を持ったきっかけは?
「やはり子どもを授かったことが大きかったですね。それまでは大人の献立ばかり立ててきましたが、妊娠をきっかけに子どもの食事に興味を持ち、離乳食アドバイザーの資格を取りました。現在はフリーランスとして離乳食、幼児食関連のコラム作成やレシピ動画の作成を行っています」
――長く食に関わるお仕事をされているすずママさんから、子どもの偏食・食べムラに悩んでいるパパやママに、何かアドバイスをいただけますでしょうか。
「私自身もそうですが、お子さんが食べないことで悩みを抱えるパパやママは多いですよね。結論、気にしすぎないでほしいです。せっかく考えて作ったものを食べてくれないとイライラしたり、心配になったりするかもしれませんが、怒っても食べないものは食べません。食事の時間が苦痛になるのが一番良くないことだと思います」
――「気にしすぎない」は、とても大事なことだと思います。
「それでも改善したいと考えるパパやママにアドバイスをするとしたら、食べないとしても食卓に出すということでしょうか。子どもは初めて見るものに抵抗がある場合があります。とにかく見慣れさせ、家族が美味しいと言いながら食べていると、『食べてみようかな』とふと手を出す瞬間があるかと思います。食べなくても出す! をぜひやってみてほしいです。また、一口分だけ出すというのもおすすめですね。最初のハードルをぐっと下げてあげると、お子さんも手をつけやすくなると思います。一口でも食べられた時は、ぜひたくさん褒めてあげてください」
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