吉岡里帆、和装&ぱっつん黒髪ボブでランウェイ…美うなじのぞく 松村沙友理はピンクで魅了
ORICON NEWS / 2024年6月15日 21時4分
俳優・吉岡里帆が15日、地元・京都劇場で開催されたファッションイベント『第30回 Fashion Cantata from KYOTO』に登場し、艶やかにランウェイを魅了した。
【別コーデ】落ち着いた和装から美うなじをのぞかせた吉岡里帆
竹久夢二をイメージした大正ロマンを彷彿させる紫の和装では、ぱっつんのボブヘアに。さらに、京都の手描き友禅作家・羽田登喜氏デザインの着物に身を包み、美うなじをのぞかせた。
今回のテーマは「Present for our Future」で、古き日本の伝統文化の良さを再認識し、新しく昇華し、未来へ伝えていくショーに。スペシャルゲストには、吉岡のほか、松村沙友理、アーティスト・鮎川陽子が出演した。松村は染色作家・藤井裕也氏デザインの和装を着用、鮎川は未来を感じさせる洋装を披露した。
■吉岡里帆、松村沙友理 コメント
――実際に着物を着られてみていかがですか?
松村:私の中のお着物のイメージとはちょっと違って、古風すぎない新しいデザインで、ハートがいっぱいなのが、新鮮でとてもかわいいと思いました。藤井先生の作品なのですが、絞り染めをされていて、大小さまざまなハートやお星さまもあったりして、こんなにいろいろな形が出せるんだなと驚きでしたし、身にまとうと私までかわいくなった気持ちがしてとてもうれしいです。キュンキュンです。
吉岡:私はハートりんごちゃん(松村沙友理)とはちょっと時代感が違うんですけれども、竹久夢二さんをオマージュし、夢二の世界を体現しているようなお着物とヘアメイクをしていただいています。普段黒髪のロングヘアなのですが、短い前髪のボブヘアのスタイリングがすごく気に入っているのと、帯とか着物の紫色の色合いや柄も、今だとなかなか見られないようなモダンさと個性的なところがおもしろいなと思いますし、着ていても違う自分が出てきそうなワクワクする世界感を楽しんでいます。
――着物とご自身の思い出は何かございますか?
松村:お仕事で着せていただく機会も多かったのですが、ピンクの着物が大好きで、成人式の時や節目の時にも着ていたので、きょうもピンクの着物が着れてとてもうれしいです。
吉岡:松村さんが本当にピンクがお似合いで、初めましてだったんですけれど、「めっちゃかわいい!」ってなりました。私は父がカメラマンなので、七五三の時であったりイベントで写真をたくさん撮ってくれたんですけれども、京都の秋は紅葉が綺麗で、その時に真っ赤なお着物を着させてもらったことがありまして、その着物が今でもすごく気に入っています。実家に帰ると残っているので、いつか自分に子供が生まれたら、その着物を着せてあげれたらいいなと思います。
――ファッションカンタータは日本の古き良き伝統と先進的な芸術文化を発信し続けています。昔から続けていることはありますか?
松村:よく笑う!てへっ。昔からよく笑う子だったみたいで、昔の写真を見ていると全部満々の笑顔の写真がいっぱい残っていて、おすまし顔のものがあんまりない子供でした。大人になると大変なことも増えてきましが、そういう日も私はいっぱい笑うようにして毎日を過ごしています。そうすることで振り返ってみると人生本当に幸せだなと思いますし、毎日楽しく過ごせているのもそのおかげだと思うので、ずっと笑っていられるようにします。
――ファッションカンタータは日本の古き良き伝統と先進的な芸術文化を発信し続けています。最近新しく始めたことは何かございますか?
吉岡:念願だった海外旅いを意識的にするようになりました。先日はメキシコに行ってきたり、今年も計画している場所があリます。黒柳徹子さんから徹子さんが若い時にニューヨークでお着物を着ている写真がプリントされたTシャツをプレゼントしてもらったのですが、それが本当にかわいくて素敵で、私もいつか海外で着物を着て撮影をしたいなと思っていました。
――今回記念すべき30回目を迎える今年のショーのテーマは「Present for our Future」。 「今」というものは昔からのプレゼントであるという思いが込められていますが、あの時があったからこそ「今がある」と感じることはありますか?
松村:乃木坂46のオーディションにスマホで自撮りを撮って応募したのですが、その時は大学受験の浪人中だったので応募自体難しい時期だったのですが、浪人中の悩んでいる時にとっさにとった自分の行動を今は褒めてあげたいと思います。
吉岡:映画村で撮影をしていた映画のエキストラに参加し、ピンクの着物で町娘役を演じたのですが、その時の出会いや監督さんの言葉が今のお仕事につながっているので、あの日とあのピンクのお着物にはめちゃくちゃ感謝しています。
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