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映画『朽ちないサクラ』ストーカー殺人、警察の不祥事、記者の死、公安も絡んだストーリーを解説

ORICON NEWS / 2024年6月16日 14時55分

映画『朽ちないサクラ』(6月21日公開)(C)2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会

 柚月裕子氏の同名小説(徳間文庫)を俳優の杉咲花主演で実写映画化した『朽ちないサクラ』(6月21日公開)より、ストーカー殺人、警察の不祥事、記者の死、真相解明に公安も巻き込むストーリーを解説した動画が到着した。

【動画】映画『朽ちないサクラ』複雑に絡み合うストーリーを解説

 動画では、複雑に絡み合う事件、そして登場人物がその事件にどう関わっていくのか、新たなシーンを交えて解説していく。主人公の森口泉(杉咲)は、捜査権限を持たない警察広報職員。「ある事件をきっかけに、彼女をとりまく世界が一変してしまう」という言葉と共に何者かが死体を川へ投げ入れるシーンが映る。

 現役神職による度重なるストーカー行為の末、女子大学生が殺害されてしまう“ストーカー殺人”事件をきっかけに、警察はストーカー被害届の受理を先延ばしにし、慰安旅行に行っていたという“警察の不祥事”が明るみになる。そのスクープを記事にしたのは親友で記者をしている津村千佳ではないかと泉は疑うが、「疑いは絶対はらすから、その時は謝ってよ」と言い残して去っていった親友が数日後に水死体で発見されてしまう。



 自分のせいで親友が殺害されてしまったと自責の念に苦しむ泉。そして、泉は上司の富樫(安田顕)と捜査一課の梶山(豊原功補)に警察内部の情報を記者に漏らしたのではないかと、物語のキーワードにもなってくる“エス”(スパイ、内通者のこと)ではないかと疑われる。

 親友が追っていた事件の真相、そして彼女の死の真相を見つけるため、泉は警察学校時代の同期・磯川(萩原利久)と一緒に独自捜査に動きだす。事件の真相に近づくにつれ、結びつくはずのないかつて大事件を起こしたカルト宗教団体との関連性が明らかになり、“サクラ”(公安警察のこと)までもを巻き込む大展開を見せていく。

 「死んでしまった命と、今生きている命。守るべきなのはどちらですか」と同じ組織の中でも全く思想のちがう刑事と公安の正義がぶつかり合う。そして、信じるべき正義が登場人物全員を窮地に追い込んでいく。泉は真相にたどりつくことができるのか。最後にあぶり出される、警察内部に潜む巨大な闇とは?

 公開初日の21日から全国の上映劇場にて入場者プレゼントとして、限定オリジナルポストカードの配布が決定。杉咲、萩原、豊原、安田の主要キャスト4人の場面写真から構成されている。印象的な目線の先に見た、事件の真相とはーー。

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