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長山洋子、ハードロックカフェで津軽三味線立ち弾き「むちゃくちゃ気持ちよかった」

ORICON NEWS / 2024年6月18日 16時0分

ハードロックカフェで立ち弾き三味線の新曲「白神山地」発売記念イベントを開催した長山洋子(C)ORICON NewS inc.

 歌手生活40周年を迎えた演歌歌手の長山洋子が18日、東京・六本木のハードロックカフェ東京でニューシングル「白神山地」(19日発売)のリリース記念イベントを開催した。

【写真】かっこいい…!艶やかな着物に三味線姿が似合う長山洋子

 表題曲「白神山地」は、人気曲「じょんから女節」に代表される長山洋子の代名詞でもある太棹の津軽三味線による立ち弾き楽曲。三味線曲は2018年発表の「じょっぱり よされ/恋・三味線」以来6年ぶりで、マイナーキーの「じょんから女節」とは対をなす、かつてなかったメジャーキーの演歌作品となっている。

 世界的にも和楽器に注目が集まる昨今、新曲を通じて三味線サウンドをさらに世界に広めたいとの思いから、全世界で180店舗を展開するハードロックカフェの日本1号店として1983年7月にオープンした“ほぼ同期”(長山は84年4月デビュー)のハードロックカフェ東京で新曲発売記念イベントを開催した。



 ミュージックビデオでも共演した三味線奏者・澤田勝秋(澤田流家元)と、長山の兄弟子・澤田勝成も登場。澤田流の名取で澤田勝姫(さわだ・かつき)の名を持つ長山は、明るく軽快な曲調の津軽三味線に乗せ、力強く情熱的に生き抜いている女性を歌い上げた。

 「長山洋子というと津軽三味線の立ち弾きのイメージが強いとよく言われるので、これが長山洋子の立ち弾きスタイルだというのを、もう一度見てもらいたいなと思います」とアピール。「軽快な明るい曲調というのは津軽三味線でも非常に珍しいので、三味線の押さえるツボとかも普段全然使わないところを使ったりするので、聴いていただいている以上に覚えるのがすごく難しかったです」との裏話も明かした。

 練習はコンサートで地方に行ったときに、家元と一緒にカラオケボックスを予約して三味線を持って一緒におけいこを何回もしたんですけど、そのおかげでだいぶ入ったかなという感じです」と、家元に感謝しきりだった。

 ハードロックカフェでの演奏を振り返り、「むちゃくちゃ気持ちよかったです」と満面の笑み。同所でのイベント開催はスタッフからの提案だったといい、「本当に全く想像してなかった」というが、2013年に米ニューヨークの音楽の殿堂、カーネギー・ホールで初めて演歌の公演を行った際、「外国人のお客様がジミ・ヘンドリックスみたいだとか、この楽器(三味線)はロックだねって言ってくれたのがずっと印象に残っていて、ハードロックカフェでと聞いたときに絶対やりたい、やりたいって、すぐOKしちゃいました」と声を弾ませた。

 歌手生活40周年を記念し、19日のシングル発売と同時に、アイドル時代や演歌転向以降の未配信ミュージックビデオ44曲(新曲「白神山地」含む)のサブスクリプションサービスを解禁する。「日本の美しい和の世界も含めて、海を越えて、少しでも世界の人たちに見ていただければ」との願いが込められている。カーネギー・ホールのステージが忘れられないという長山は「もう1回ニューヨークに行ってやりたいです」と意欲を見せていた。

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