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ヴァサイェガ渉、シナリオパターン100通り超え舞台に「大丈夫かなって緊張」 豊田陸人との“13年目の絆”も

ORICON NEWS / 2024年6月20日 20時31分

『かまいたちの夜~THE LIVE~』ゲネプロ前囲み取材の模様

 少年忍者のヴァサイェガ渉が主演を務める舞台『かまいたちの夜 ~THE LIVE~』が20日、東京・シアター1010で開幕した。

【写真】緊張気味?ヴァサイェガ渉らキャストの個別ショット

 今作は、1994年の発売以降、伝説のサウンドノベルとして根強く愛されているシリーズ累計200万本を誇るゲーム作品『かまいたちの夜』シリーズ30周年にして初の舞台化。原作者の我孫子武丸氏を監修に迎え、舞台オリジナルストーリーが展開される。

 観客のジャッジによってルート分岐をするマルチエンディングを採用した今作。28通りのエンディングと、100通りを超えるシナリオパターンが用意されている。開幕前に行われた囲み取材でヴァサイェガは「みんな思っていると思うんですけど、大丈夫かなって緊張しています。ちょっとでも他のことを考えるとせりふが飛びそうで。毎日、けいこの中で変化が生まれて、試行錯誤しながら作ってきました。やっと本番を迎えられるのがうれしいし、いい意味で緊張しています」と心境を語った。



 共演の豊田陸人も「緊張していてやばいです。ずっとせりふを言っていないと不安」だとヴァサイェガに共感。公開けいこの会見では、ひと言目のせりふの「おはようございます」をどういうマインドで言うか悩んでいると語っていた豊田は「今はせりふや脚本がガッチリ固まったので80パーセントは決まっています。残りの20パーセントは初日の瞬間まで悩み抜いて、最後に役を完成させたい」と覚悟の決まった笑顔を見せた。

 ヴァサイェガと豊田は少年忍者のメンバー同士。ヴァサイェガが「入所が同じタイミングの同期でずっと一緒にやってきたけど、外部の仕事を2人で一緒にやるというのは13年目にして初めて。話し合うことが特に大切な作品だったので、すごくやりやすかった」とけいこ期間を振り返ると、豊田も「わかる」とにこにこし、の絆の深さを感じさせた。

 重層的なトリック構造とルート分岐によって、舞台の作り方も通常とは違ったそう。構成・演出を手掛けた野坂氏は実際に人が動くと、うまくいかない場面が多く、けいこに入ってから「台本が60パーセントくらい変わった」と告白。細貝圭も「長いこと舞台の仕事をしていますが、初めての体験で、何回もキャパオーバーを起こしました。みんなで何度も話し合いを重ねる中で、若いこの2人(ヴァサイェガ、豊田)が本当に真摯に作品に向き合っている背中を見て、僕らも背中を押されました」と2人の奮闘ぶりを称えた。

 原作シリーズ3作目『かまいたちの夜×3(トリプル)』がNintendo Switch/PlayStation4/Steamにて発売されることが発表されたばかり。ヴァサイェガは「ゲームの新たな動きも発表されたばかりの最高のタイミングでこの舞台が上演できます。ゲームファンの方もそうでない方も、舞台に来ているけどゲームをしているような楽しさを舞台で味わってもらえたらうれしいです」と笑顔で意気込みを語った。

 同公演は20日から23日に東京・シアター1010、28日から30日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで上演される。

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